HARUKI’s angry diary
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2012年05月01日(火) |
京都サンガF.C.VS松本山雅FC(松本平広域公園総合球技場) |
昨日(30日)のお話。
風邪のため、土曜日のエスパルス戦も欠席し、翌日の日曜日も自宅療養したHARUKI。 めざすはサンガの勝利!!!試合の応援に行くこと。
勝てるんだかぁ、負けるんだかぁ、とりあえずやってみないとわかんないしぃ〜のエスパルスの応援は、基本的に「勝てればみっけもん」というスタンスなので、常に負け犬気分(悲)。 ただ、最近は試合自体が面白いので、それに勝ちがついてくれば文句なし。
一方サンガの応援は、HARUKI的には「いつでも絶対勝ち!!!」という強者の気持ちで行っているので、負けはあり得ない。←開幕戦はかなぁりメゲた
サンガの今節の相手は、今年JFLからJ2に上がって来た松本山雅FC。長野県初のJリーグのチームである。
松本にある松本平広域公園総合球技場(アルウィン)は、距離的には、日本平より100キロ近く遠い感じ。←静岡くらいかなぁ なにしろ中央道なんて普段は走らないので、クマが「混むとやだから早く行く」と言い張り、朝7時に家を出た。
おりしも例の高速バスの事故直後(のせいだかどうだかわからないが)、大量に走っている観光バスのおとなしいこと。 普段なら観光バスは、絶対登坂車線なんて走らないのにみなさんそちらへ。
HARUKI「どこのバス会社も朝礼大変だったろうねぇ」 クマ「きっと例の事故を扱ったニュースを録画編集して、朝から見せてるぜ」 あははははははははは! 免許の更新じゃないんだからぁ。←免許の更新に行くと絶対そーいうビデオを見せられる
途中、まだ雪がかぶっているアルプスの山々など眺めながら、SAも珍しいのでいちいち立ち寄りながらも、11時前には松本着。
HARUKI「早すぎたね」 クマ「開門までどーする?」 HARUKI「どうせスタジアムの近くなんて何もないから、駐車場に車を入れてから休憩しよう」
スタジアムは高速出口からすぐ。 もっというと信州まつもと空港のすぐ近く。
キックオフは午後3時、開門は午後1時、でHARUKI達がスタジアムに着いたのが11時ちょっと過ぎ。←よーするにキックオフまで4時間あるってことね
何が驚いたって、松本山雅の緑色のレプリカを着た人の長蛇の列がすでにあちこちのゲート前に出来ていたのだ。
へ? なんで? ここJ2だよね? 列整理、きっと12時半だよね?
というわけで、キックオフ4時間前にもかかわらず(←しつこい)車もスタジアムに一番近いところには止められず、ちと離れた駐車場へ。
クマは「HARUKIちゃんの風邪、うつったかも〜」と言って、しばし車で仮眠を取ると言うので、HARUKIは途中のSAで買ってきた「岡谷のうなぎ弁当」なるものを持って、車を降りた。
公園内にあるスタジアムなのでベンチなどもあるのだが、そこらじゅう緑色の人であふれているので、とりあえずアウェイ側へ。
アウェイ戦に来るサポさんが多いとはいえないサンガサポさん達。当然、キックオフ4時間前に並んでいるサポさんは、(多分)応援団関係者のみ。←最近アウェイ戦先でのお城めぐりにはまっている西京極さんは絶対いねーし(笑)
ベンチで優雅にうなぎ弁当を食す。 う、うまい! 素晴らしくうまい。 なんで?←うまさに理由はない えっとぉ、どこで買ったんだっけ?←覚えてろよっ!
食後、ぼーっと景色など眺めているといきなりの轟音とともにFDAの飛行機が目の前を離陸していった。 うわ、デカ!近っ!!←空港のそばだし
午後1時開門。 少ないとは言え(←くどい)ちゃんとサンガサポさんの行列も出来、松本城を見てきたらしい西京極さんも列の後ろの方に並んでいた。
スタジアムに入ると席は取り放題だったのでゴール真裏に陣取ることに。
このスタジアム、サッカー専用スタジアムだが、なんとなくすべてのサイズが小振り。席はかなりの傾斜のところにあるので、どこからでも見やすい。
へーーーーー。
開門直後はあまり埋まっていなかったホームのみなさんの席も、気づいたらグリーン一色に。←最終的に1万2千人くらい入っていた←J2とは思えない集客力
やっと起き出して、2時過ぎにようやくスタジアムに到着し、着いた途端に「うまい。これうまいよ!」と言いながらうなぎ弁当を食っていたクマに向かって、HARUKIは言った。
HARUKI「うなぎがうまいのは私も知ってるから。それよりさぁ、なんだかさぁ、ここ“We are”の匂いしない?」 クマ「する」 HARUKI「縮んじゃった埼スタにいる気分なんだけど」 クマ「わかる」
そして、このHARUKIの予感が見事的中するなんて、このときは、誰も知らない(涙)。
選手がウォーミングアップに現れ、応援が始まる。 サンガはいつものサンガ。
松本山雅は違う。
何が違うって、ゴール裏はもちろん、バック、メイン、そしてアウェイゴール裏のアウェイ席以外の席にいるサポさん、よーするにサンガサポ以外のすべての人が応援をする。 歌も歌うし、タオマフも回す。 その迫力はどっかの赤いチームと同じ。 挙句のはてに英語で「オンリーなんちゃら」とスタジアムじゅうがいっせいに何度も唱和するとこなんて、ほぼウイアーと同じ。
どっしぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。←予感的中
HARUKI「ダメだ、こりゃ」↑こーいうのがスゲー苦手 クマ「おそろしいなぁ」←HARUKIに同じ
いよいよキックオフの時間が近づいてきた。
サンガはサンガで決まった応援を始めるのだが、ウイアーなみなさんはなんだか暗い音調の歌を歌いだした。 HARUKIがなんだろ〜?と思っているとクマが叫んだ。
クマ「信濃の国だああああああああ」 HARUKI「なに?」 クマ「あうあうあうあうあうあうあう」←ここまで動揺しなくても HARUKI「フロンターレサポが試合前に歌う川崎市民の歌ってあるじゃん、あれの仲間?」 クマ「仲間なんて生易しいもんじゃない、ドン、ボス、ラスボス!」 HARUKI「へーーーー、そんなにメジャーな歌なんだ」 クマ「長いんだけどなぁ、この歌」 HARUKI「全部歌うと試合終わっちゃうくらい?」 クマ「まさか。でも、もしかしたら、この人たち最後まで歌うかもしんない」
えぇぇぇぇぇぇ?
などと話していたら、この謎の歌はそこそこの時間で終わった。
HARUKI「なに、その信濃の国って」 クマ「長野県人でこの歌を知らなかったらもぐりと認定され、長野県人が二人集まったら必ず歌う歌」
あはははははははははははは!!! おもしれぇぇぇぇぇぇぇぇ。
ちなみに、試合後にクマに聞いた長い長い話を要約するとクマの名字は、長野県に多い名字らしく(実際クマ祖父は長野県の出身)、職場に必ずいる長野県人にクマは必ず「長野県人?」と聞かれ「祖父はそうだけど」と答えると、必ず「信濃の国は?」と聞かれ、「知らない」と答えると罵詈雑言浴びせられ(笑)、延々この歌を聞かされる。
ってな仕打ちをクマは就職してからウン十年、ことあるごとに繰り返しされ、いまや多少は『信濃の国』を歌えるようになってしまったとか。
だははははははははははははははは!!! おもしろすぎるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!
クマ「笑いごとじゃないよぉ」 HARUKI「あー、そうだったねぇ、ごめん、ごめん」
で、試合。 午後3時ちょっと過ぎ、キックオフ。 あぁ、松本って反町が監督だったんだよなぁと思いながら、GKは野澤かぁ、久しぶりだなぁ、っていうか、反町って本当に野澤が好きなんだなぁ、野澤をどこまでも連れて歩くんだなぁぁ、などとHARUKIはのんびり構えていた。←野澤はエスパルスユース出身
というのは、どーーーー見ても、サンガの選手というかサンガのサッカーが格上だったからである。
HARUKI「これは、普通に勝ちでしょう」 クマ「だね」 HARUKI「どうあがいても勝ちでしょう」 クマ「うん」 HARUKI「9人になっても勝ちでしょう」←まだ言ってるし クマ「あはは!」 HARUKI「勝てなかったら、よっぽどサンガの選手のメンタル面に問題があるか、反町の作戦が素晴らしいか、大木監督がまずいかのいずれかでしょう」
が!!!! え?はい?なんで?
何分たってもいっこうにサンガに点が入る気配もなく、つたないながらも松本の攻撃もそれなりに形になっており、おいおいおいおいおいと思っているうちに0−0で前半が終了した。
後半。 時間ばかりがたち、サンガのシュートもほとんどなく(悲)。
勝ちに行けよっ!!!!!!!! 相手を慮る必要ねーし!!
と叫びたいのだが、HARUKIは風邪のためマスク着用な上にのどが痛いので大きな声も出せず。
さすがにクマが叫び出した。 「そこ、勝負だよ!勝負!勝負しろっ!!」 「誰がシュート打つんだよっ!!!」
サンガサポさんはかなり穏やかな方々なので、ほとんど野次的な声は聞こえない。
うーん、うーん、うーん、とうなっているうちに試合終了。 0−0の引き分けとなった。
がるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる(フェイドアウト)。
あり得ない結果に怒り200%になったHARUKIとクマは、西京極さんにあいさつもせず、席を立った。←ダメじゃん
HARUKI「シュート打たない病、どっかのエスパルスと同じだね」 クマ「この病は、そう簡単には治らないからなぁ」
こうして、初のアルウィン遠征は終了した。
帰り道。 中央道の渋滞ははんぱなく、ヤケクソ気味のHARUKIとクマが買いためておいた菓子を車で食いまくったのは言うまでもない。←だから太るんだってば
あーーーーん、なんとか勝ってくれよぅサンガぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(号泣)。←いや、この試合、負けてないんだけど(汗)
Mikan HARUKI
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