うちのご飯体系はしばしば変わります。普通は、朝は普通で、昼は外で、夜はしっかりとといった感じでしょうか。最近うちでは、朝は妻が食べないことが多いのですが、ぼくと子どもたちで「ご飯、みそ汁、納豆卵」あるいは「北海道産小麦粉のパン、大豆ごまココア、お弁当のおかず少々」を食べ、昼は子どもたちは保育園での給食、ぼくは前夜に仕込んでおいたお弁当、妻は朝の残りとお弁当のおかずを食べ、夜は皆で軽めに、チャーハンとみそ汁、おにぎりとみそ汁、モツ煮込みうどん、スコーンと紅茶といった感じです。
妻は、いいかげんなぼくと違って、いつも、「次、何を食べるか」ということを気にしています。昼休みに、職場から電話をかけると、必ず、「今日の夜、何食べようか」ときかれます。 「ご飯が残っているからチャーハンにしよう」などと答えるのですが、最近のコンセプトは「食べたいものを食べる」です。 先日、「徹子の部屋」に出ていた100歳の料理研究家が、自分の食生活に対する信条として、「食べたいものを食べること」と述べていました。「100歳の料理研究家」という存在は、とてつもない説得力を持っていました。
今日は、「何、食べたい?」ときかれたとき、 「スパゲッティ」とこたえました。 「ええっ、お米じゃないの?」と妻は、本気で驚いていました。ぼくが、稲作に関する仕事をしているからです。 「スパゲッティ、好きなんだよ」とぼくは言いました。でも、もちろん、お米も好きですよ。
|