2004年12月22日の朝日新聞夕刊よりの抜粋。 「フランス農相から財務相に11月末に転じたエルベ・ゲマールさん(44)は、甘いマスクと8人の子持ちで知られる。対仏投資庁長官の妻クララさん(44)との間に17歳から7歳の3男5女。2人は何もあきらめずに、すべてを手にしつつある。/週刊誌パリマッチによると、財務相は毎朝6時に起床。下の子2人を起こし、朝食を用意し、学校まで送る。長官の方は仕事柄、国外出張が絶えない。夫の協力なしでは8人は難しかった。」
妻は、この記事をぼくに見せて言いました。 「すごいでしょう。この『何もあきらめずに、すべてを手にしつつある』というところ読んでよ」 確かにすごい。僕たちの合言葉は、「子どもを言い訳にしない人生をおくる」というものです。「子どもがいるから、これはできない」と言わないで、やりたいことはやる、ということです。 でも、この信条のかなり高いレベルの実現者の存在を知って、とても勇気づけられました。そして、あらためて、ぼくたちも自分の野望を実現させることを誓ったのでした。 「まずは、6時に起きたら?」 「う、うん」 (たしかに、朝の時間に余裕があまりなくなってきていたのでした。)
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