鼠小僧白吉のうだうだ日記

2001年02月03日(土) ちょいっといっぱいのつもりで呑んで!

「終わらないって、仕事じゃないんですか!」他店アルバイトの悲痛な叫びが響きます。

1月31日のおはなし。毎月月末、鼠小僧のバイト先である写真屋は棚卸しがあります。ひとつひとつの商品の量をチェックしていくんですが、10畳ほどの小さなお店でも結構大変、というかめんどくさい。その日は夜、おいら一人しかいなくて、はーめんどくせぇーなんておもっていたら、閉店まぎわ店長がやってきて手伝ってくれました。おかげさまでさっさと終わり、いつもの退勤時間である20時半にはなんとか帰れそう。棚卸しもおわりお店を閉める準備をあれやこれやとしていると、ふと気がつけば店長がどっかいっていない。
あれっと思ってると戻ってきて、いきなり「がらがらがら」とシャッターを下ろすじゃないですか!何か!と思えば「お茶買ってきたからのんで!」とそこには「アサヒスー○ー○ライ」とかかれた銀色のカンが・・・・・・
えへ、だめですよ!おいらの前にこんなもんおいちゃ!数分後、白吉は酒屋に向かって走ってました。「もう一本買ってきます!」と言って・・・・。

さーて、店長は鼠小僧が勤めているお店のほかにも4つほど担当するお店を持っています。そのほかの4店でもこの日は棚卸しでした。当然棚卸しの書類を集めてまわらなきゃならないのです。
夜9時すぎ一本の電話が・・・・鼠小僧が勤めているお店から地下鉄で2つ駅がはなれたところにあるお店のアルバイトからです。
店長「終わった?あっそー。こっちまだ終わらないんだよ悪いんだけど書類こっちまで持ってきてくれない?」

・・・・・・・・・・・・・

数分後、夜9時10分ごろシャッターをがんがんがんと叩く音が・・・・・

ガラガラガラ(シャッターを開ける音)
他店のアルバイト「あっ、鼠さんお疲れ様です」
鼠小僧「あ、お疲れ様です」
他店のアルバイト「なんです、このニオイ・・・・あっーーーーーーー!終わらないって仕事じゃないじゃないですか!!!こっちがおわらないんですかーーーーー!!!」
店長「いやーわりー、けど9時ちかくまで本当に棚卸しやってたんだよ。今だよ、今」
アルバイト「時間の問題じゃないです。それに店長、眼がちがいます。」

ちなみに、店長のところにもおいらのところにもその時すでに3本づつ缶がおかれてました。

次の日、他店のアルバイトの方は朝、うちのお店にヘルプで入ってくれているのですが、鼠小僧と、他店のアルバイトの方と、うちのお店のアルバイト3人の会話。

うちのお店の同僚バイト「鼠さん、昨日一人で棚卸し大丈夫でした?」
鼠小僧白吉「うーん、結構早く終わったよ」
・・・・・(しばし沈黙)
他店のバイト「ふーん早く終わってよかったですね・・・・・」

この日記のはじめに戻って見ましょう。呑んでいたのはお茶です。麦から出来ている麦茶ではないお茶を飲んでただけなのです・・・・。


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