月が満ちるまで

2004年09月26日(日) 共通の趣味

夫婦で共通の趣味があるといいってたまに聞くけど、
うちの場合はなんだろう。
音楽の趣味は違うし、マーさんはジャズと小椋桂、私はロック。
読書傾向も違う、マーさんはノウハウ系や経済関係、私はミステリーを中心に小説好き。
しいてあげればスポーツかな。
スキーも泳ぐのも好き。テニスもする。
でもそのテニス。マーさんは結婚してからお仲間を作って10年以上コンスタントに
続けている。でも私は初心者時代はスクールに通ったけど、ここ7年くらいは
シーズンテニス。
ずっと仕事をしてたから、平日の奥様テニス仲間にも入り損ねたし、マーさんの仲間に
入るにはレベルが違いすぎて、シーズンに一回くらい空いた時間に相手をしてもらう程度。

で、今日がその久しぶりのテニスだった。
私はたいしたレベルじゃないし、人見知りが強いからいつも二人だけでするのだけど、
今回はテニス仲間からお一人参加するとコートに行く直前に知らされる。
天気もあまりよくなさそうだし、いきなりそんなこと言われて、すっかり憂鬱になる私。

とりあえず最初は二人でウォーミングアップ、やっぱり久しぶりだと思うように
ボールがとばない。

お隣のコートでは年季の入ったお姉さまプレイヤー達がビシバシ、
スマッシュを決めている。


気にしないと思いつつも、お姉さま達のグループは人数が多く、コートに入らず順番待ちの
方々の視線が気になる。

『ご夫婦かしら?あらあら奥さんの方はまだまだね、
あ、またネットにひっかけた。あんな緩いボールなのに・・・』
なあんて思われてんじゃないのお!?とつい考えてしまう。


単なる自意識過剰なんだろうけど、余計なこと意識しすぎて30分ですでにくたくた。
と、そこへお仲間のおじさん登場。
このおじさん、以前もお目にかかったことがあるのだけど、
根っからの年配のおじさん
声が大きくて、遠慮がなくて、思い込みがはげしい。
悪い人じゃなさそうだけど、私の苦手とするタイプ。
どうしてか、マーさんはそういうタイプの人と仲がいい。

私オヤジギャグには職場のお付き合いでしか笑わないことにしてるんですけど!

今回もおじさん度満点だった。
隣のお姉さま達を見て、大声で

「いやあ、すごいなあ、ありゃ、相当やってるね、
 家事なんか手抜きしてテニスやってるよ、あれは!ガハハ」


ひええ〜やめてよ、隣にいる方々も同じグループなんだってばあ。
ほら、そんなことはないと思いますよって苦笑しながら返されちゃったじゃない!
私はそんなこと思ってないですよ、即座に
「家事はちゃんとやってますよ。」って小さな声だったけど、返してたでしょ、ね。

はあ〜、テニス以上に疲れた午後だった。

お願い、夫婦共通の趣味は原則夫婦だけで楽しもうよ。

私の友達とならいいけどね。


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narumi [MAIL] [食べ物日記]