『OZ』の時は再演だったし、 『パサジェルカ』『ドラキュラ』『ドリアン・グレイの肖像』は、 原作の物語があったので、風味がどうなるかはともかく、 大体どういう流れで話が進んでゆくかの見当がついていた。
ということで、スケッチのように感情の断片が語られる短編集を 倉田さんが料理するのを見るのは初めてだからなのでしょうか? いつものライフの初日を迎えるよりも緊張しています。
腰の重い日本的な話でなく、こじゃれた乾いた街の話でありますように。 ちゃんと整理されてて、原作をしらなくても楽しめますように。 ちゃんと整理されすぎなくて、ごちゃごちゃといろんな人物の感情が 自分のもとに届くような話でありますように。 いろんな不安と期待がまざりあいます。
ここ最近「メッシュ」を何度か読み直していると、 基本的に時代と無縁かと思っている萩尾さんの漫画にもなんとなく、 (今から考えると)不思議なほど過剰だった80年代の初めの音楽や服装や化粧の香りがする。 ということで、 80年の芝居をするななら是非、 メッシュのBGMはテクノで。(爆) クラフトワークとかライフの(主宰の?)趣味として絶対ないだろうなと思いながら書いているので放置してくれて結構です。(寂) でもむしろ、ちょっと70年代にはなるけどジーン・バーキンは使われそうな予感がしますよね。 かかりそうな曲名はう〜んと、
・『バビロンの妖精』 ・『虹のかなた』 ・『コワ』
あたりですか? うん、メッシュっぽいと思うよ。 適度に甘くて、切なくて、哀しいし。ライフ的でもある。 ああ、そうね。 『メッシュ』に彼女のウイスパーボイスがかかることに100ペソかけてみゆよvv っていうか、あたしがジーンバーキン好きなんで、実はテクノよりかけてほしいなあと願っているのが本音。 無理かなあ?駄目ですか。倉田さん。(みていないけど)
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