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はじめてのアルバイト
2日ほど前、夜10時過ぎてから、近所の知り合いから、「算数がわからなくて〜」とママの悲鳴にも近い電話がかかり、息子がにわか家庭教師に出向いた。中学受験の算数って、未経験者にはちょっと特殊だから、ママの気持ちはよくわかる。徒歩1分ほどの歯医者さんのお宅だったのだけれど、その日は歯ブラシ数本とチョコレートをもらって帰り、息子大真面目に「歯医者らしい心遣いだなあ」。
今日は改めて、時々カテキョーに来てくれないか、と頼まれる。息子、はじめてのアルバイト。近所でやるカテキョーは楽だけれど、結果から逃げられないし、暴利はむさぼれないから、なんともいえないが、本人はそこそこ乗り気なので、直接交渉をさせることにする。この程度ならバイトもいいでしょう。どうせマンガに消えるに違いないけど。
職場からこっそり電話かけをして、4月の庄司紗矢香×ベルリン・ドイツ交響楽団のチケットを取る。高〜っ、と思ったが、息子も行きたいといっていたし、2枚注文。紗矢香ちゃん、半端じゃないうまさ。あの値段も仕方あるまい。会員先行発売のわりにはお席がしけているのが、ちょいと残念。ホールの会員なんて、先行発売だけのために入っているようなもの。
うまいといえば、昨晩、テレビでベルクのヴァイオリン協奏曲をカヴァコスの演奏で聞いた。この人も温かく、深々とした音色で気に入っている。2月にどんなコルンゴルトを聞かせてくれるか、今日のベルクで一層楽しみになった。結局、好きなことを楽しみにして暮らしていくのが、いいことなんでしょうね。
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