書泉シランデの日記

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2月1日
2006年02月01日(水)

2月1日だ。
東京で中学受験生の母をやると、たぶん忘れられない日付の一つになる。大学受験の日などけろりと忘れたが、これは覚えている。うちのときはどんより曇天だった。今日は雨。

大学受験はあんまり親は関係ない。いわれるままに受験料を払いこむくらいで終わる。親が熱心になったからとて、「笛吹けど踊らず」状態だから、家庭の平安のために親は知らん顔をするのが一番だ。

でも中学受験の場合は、右も左もわからないお子様のお尻をぺんぺんしながら、塾に送迎し、テストを受けさせ、学校見学をし、といった具合に親が先に立って動かないではことが運ばない。お母さんの算数教室なんて裏番組を持つ塾もある。幸いうちは理系の夫と文系の私なので、分業で済ませられたが、文系夫婦だときついな。ともかく家族みんなで忙しい1、2年を過ごしたあげくに、やっと2月1日の本番を迎えるのだ。

今年は、息子が家庭教師に行っているお嬢さんにとって大事な2月1日だった。明日発表だけれど、うまく行くといいなあ。幼稚園の頃からよく知っているお嬢さんだから。

「Yちゃん、うまくいったかしらね」と帰ってきた息子に話しかけたら
「問題を読み落とさなきゃいいけどなあ・・・読み落としてるんだろうなあ・・・」と心もとないことをいう。なんとか通っていてくれると嬉しい。受験指導は塾主体で、息子はあくまでも過去問のお手伝い程度のことしかしていないものの、それでも暴利をむさぼっていた。不合格では親の私の面目が立たない。通れ、通れと祈るばかり。




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