書泉シランデの日記

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客室乗務員
2006年02月10日(金)

信用金庫で働いている若い人から、転職の履歴書について相談を受けた。
「客室乗務員」になりたいんだと!

ひぇ〜〜〜

しかも契約、時給1200円そこそこ。

今は正社員で、まずまずの信用金庫職員なんだから、「客室乗務員」(ふらいと・あてんだんと)になるなんて一体どういうことよぉ?

飛行機で給食配ったり、免税品売ったりするくらいなら、新幹線で売るほうが楽だし命の危険もないと思うんだけれどね。新幹線なら「売り子」だけど、飛行機だとそうはいわないからかな?まさか相撲取りと結婚したいわけでもなかろうし・・・。

私たちの時代ならいざ知らず、いまどき堅い−たぶん一生続けられる仕事を辞めて、年取ってからの正社員登用があるとは思えない仕事に転職するなんておやめよ、といいたいところだが、ご本人はいたって真面目で(この生真面目さがまた信金向きだと思うのだが)、実はそれが夢だったという。はぁ、さようで・・・。

高倍率はいうまでもないし、彼女が通る保証はどこにもない。落ちてみればアキラメもつくだろうと、とりあえず説教じみたことはいわず、相談にだけのった。ひたむきな彼女の姿勢とは裏腹に、内心、早めに落としてやってくださいよ、と思う私。落っこちたら一杯慰めてあげよう。

しかしそれにしても、「客室乗務員」、いまだにそんなにあこがれの仕事だなんてどうかしている。信金で働いて、お金払って飛行機に乗るほうがどれほどいいか・・・。



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