書泉シランデの日記

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2台3台ピアノによるコンチェルト
2006年03月26日(日)

午後、渋谷の真ん中で研究会があった。センター街は何十年ぶりに通った。東急文化村のほうに行くことはあるが、センター街なんて行く用事もない。歩きながら、ここは30歳以上歩行禁止の通りなんじゃないかと思わないではいられなかった。落ち着かないったらありゃしない。

その後、結構大慌てで、赤坂見附に移動して、2台、3台のピアノによるコンチェルトを聞きにいった。芸大系のピアニストたちが先生の古稀記念に催したコンサートである。○○先生古稀記念論文集なんてのを見ることはよくあるが、芸大だとそれがコンサートになるのね。大慌てで行ったけれど、遅刻で、一曲目はアウト。

出し物はバッハとモーツァルト。モーツァルトはそもそもピアノだが(でもピアノフォルテ?)、バッハはチェンバロの代行である。2台3台のピアノと来れば、さぞや大賑いの華やかさかと思いきや、それは意外にそうでもなかった。英雄ポロネーズでもひくほうがピアノはうんと賑やか。

となると、聞きながら、あ〜チェンバロで聞いてみたかったな〜なんて贅沢な思いが頭をもたげる。正直、あんまり面白くなかった。

それに小編成のオケとピアノってうまくマッチしないように感じた。どかんと大きな鉄の塊。ピアノはソロで聞くのが一番安心かも。そうでなければ、大編成のオケとでお願い。

そういえば、今回オケのコンマスが動いたのなんのって。演奏しながら、頭を振りまくるし、腰は椅子から浮き上がっちゃうのだから、ちょっとすごい。ステージを見てると目が疲れてしまった。しょうがないから、天井見たり、プログラム見たりと、目のやり場に困るコンサートでもあった。



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