| 2014年05月08日(木) |
バーン・ザ・フロア@東急シアターオーブ |
バーン・ザ・フロア Dance with You、連休明けの7日の昼公演に行ってきました。
お客さんの手拍子とかすごく慣れてるなー、と思ったら、東京公演の最終日だったようですね。
新感線の「鉈切り丸」も「蒼の乱」もこの劇場だったせいもあり、
シアターオーブはかなりお馴染みの場所になってきました。
バーン・ザ・フロアを初めて観たのは2012年12月で、今回は2回目です。
もちろん今回も、ゲストダンサー今井翼、と聞いたので観ようと思ったわけで、
今井さんのおかげでまたまたイイもの見せていただきました。
この世界最高峰のダンスカンパニーには、
世界各地の競技ダンス大会での優勝者とファイナリストしかいないのですよ。
つまり全員がゴールドメダリストレベル。
なので、ダンスというジャンルでここまでのことができるのか! と、
驚愕しっぱなしの2時間なのです。
超絶技巧のアクロバティックでダイナミックなダンスのみならず、
エレガントでビューテホーでうっとりなペアのダンス、
ストーリーのあるキュートなダンス、ワイルドでエキサイティングな群舞などなど、
どんだけカタカナ並べても足りないくらいの充実度。
アイススケートリンクでもないのになぜそんな滑るように踊れる?
ワイヤーで吊られてもいないのになぜ空中で縦にも横にもクルクル回れる?
凄まじいスピードで全身を動かしているのに、なぜそんなにゆったりとエレガントなの?
と、今回もいちいち感嘆しっぱなしでした。
そんな米、英、伊、豪などの多国籍軍の中に、日本からひとり堂々ゲスト参加の今井翼。
2012年の時も、ダンサーのひとりとしていい感じの存在感でいらっしゃいましたが、
今回はさらにしっくりとけ込んだ感じがして、すごくよかった。
前回に続き、こんな凄すぎるダンサーさんたちと一緒のステージに立てるなんて、
今井さんってば、ダンサー冥利に尽きる最高の経験をなさってますな。
ステージ構成の基本はペアダンスなのだけど、今回はより群舞が増えていて、
そのおかげで今井さんの出番も前回より多かったし。
そうそう、山田洋次監督がいらっしゃってましたよ。
他にも、なんとなく見覚えのある舞台関係者と思われる方々がちらほら。
監督が演出なさった舞台「さらば八月の大地」に
今井さんも出ていたというご縁でご来場くださったのかしらん。
とてもこういうステージをご覧になるようなイメージはなかったのだけど、
それはこちらの勝手な思い込みですね。
ソロのダンスもカッコいいけど、こういうの観ると、ペアのダンスも本当にステキだなぁと思います。
|