この夏はどれだけ大雨被害が続くのでしょう。
あまりに想定外のことには気をつけようもないわけですが、
それでも、どちらさまもどうぞお気をつけください。
さてさて、「PICT-UP」を購入。
るろ剣のアクション監督・谷垣健治さんのインタビュー読みたさにね。
まだ観てないけど、ネタバレも気にならなくなってきたので。
もはや物語の展開をすべて頭に叩き込んでから観るくらいでもちょうどよいのではないか
と思えてきましたわ。
だって、動きを追うだけできっと精いっぱいなのですよ、わたしの動体視力では。
その上、それぞれの殺陣に込められた、
キャラクターひとりひとりの心の動きを理解しようとしたら、むしろ予習必須。
谷垣アクション監督いわく
「15回くらい観たら初めて、こちらの意図に気づく。それほど細かい手をつけています」
1回2回くらいの鑑賞ではお話にならないのですね。
ま、それは一時停止やコマ送りで楽しめる時まで待つとして。
「早回しは一切ない。演出とカメラワーク、役者の肉体で、
早回ししているように見せているだけ」
これはもっと声を大にして宣伝しないと、信じてもらえなかったりするのではないかしらん。
そして嬉しいことに、師匠についても言及されていました。
「福山さんには撮影に入ってもらう前に、健くんたちメインの役者の稽古シーンを、
何となくまとめたものをつくって渡しました。
どれだけみんなが身体を張って、本気のアクションをやっているかが伝わったと思う。
ぼくが福山さんだったら、イヤーな気分になると思いますけど(笑)。
福山さんには本当に地味な基本の動きを、何度も何度もくり返してもらうことで
体にしみつかせてもらい、そこから複雑な殺陣を覚えてもらいました。
本当にマジメな人でね。別の仕事でアフリカに行ってたときも、
木刀持って練習してたというだけに、本番の仕上がりは、さすがでした。
やっぱり一流の人は違いますよね」
おおー。師匠の殺陣も期待できますね!
大友監督やたけるんのインタビューもとてもステキでしたので、こちらはまた後日。
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