一緒に引いたおみくじが ふたりして大吉だったのを 君はまだ 覚えているかな
お互いの夢と希望が 微妙に擦れ違って 同じ道を 歩けなかったね
同じ夢を描くには あまりにも遠すぎて 同じ道を歩むには あまりにも近すぎたから
ふたり 抱き合うだけなら簡単だった 今だけでいいなら すぐに恋に落ちていたんだ
意味深な言葉を残して 見せてくれなかったその手の中に どんな言葉が隠されていたの?
それでも僕らは まだ こうして 掴めそうで 繋げない距離に居るのは この先に 望んだ世界があると そう 信じているからだと
本当は恋焦がれて 少しも離れていたくはないんだと わがままを言えない 未来を見据えたその瞳で
近づいてきた二度目の冬に
今 風と光の 祝福を
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