長野。 - 2005年05月08日(日) 今私は長野市より新幹線で一つ東京よりの上田と言う、マイナーなんだかそうでもないんだかわからん土地に来ております。同じ新幹線通ってる駅でも萌え野郎氏にのみ異様に知名度が広い(しかも榛名山からは超離れてる)安中榛名なんかよりはも少し知名度高そうです。 つーか、毎冬毎冬来ては雪まみれになって修行を行っている合宿の地でもあるんだけど。 今回若葉の季節に上田に降り立ったのはもちろん雪山修行のためでなく、別所温泉と言う、これまたマイナーなんだかそうでもないんだかわからない温泉地に行くためでありました。これは祖父の希望なのだけれどもしかし、私としても実はずっと別所には行きたかった。その適度にひらけながらもなんかマイナー、という絶妙のバランスがよいのです。古い温泉ではあり、枕草子なんかにも出ている。 あと、二年か三年かというもの冬は上田に通い詰めてるのに、上田ではその手の観光地には一度もいったことがなかったので、実はこの北向観音という寺にずっと行ってみたかったのですね。前回善光寺にお参りに行ったので、こちらにも行かないと片参りという話もあり。 ちなみに私のように長野駅に行けば善光寺を見、白馬からの帰りに松本に途中下車して松本城を仰ぐような部員はとても珍しくて大抵単独行動。 前から思ってたのですが、地獄修行への玄関口にしては上田はよいところです。温泉への電車まで時間があるので上田城址を見学。景色の写真をとりまくって不審な顔をされる。だってもしかしていつか資料になるかもしれないし…(オタクは悲しいなあ) 展示室では信幸の正室、小松殿の亡骸を鴻巣から運んだ駕篭なんかがあって面白い。しかし幟なんかは松平家のものが多くてあんまり興味…が…。(上田城は真田仙石松平、と持ち主が変わりました)真田氏にそこまでは愛着ないのですがそこはやはり判官びいきですよ。家紋、かっこいいし。 庭には真っ白な藤が盛りと乱れていました。 別所線は二両編成のワンマン電車でとてもローカルな風情がよいです。車窓からは千曲川が見えたきり山と田圃。 明日は北向観音と中禅寺に行ってまいりますよ。 この日泊まった花屋が超ときめきでした。あんなに庭園を活用してる旅館は久しぶりに見た。 ...
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