煙ぇ〜〜むりぃのなっかっにっ、歯ぁ〜が四本チエちゃんの赤〜いポックリふたつっ!
先日、赤井英和物語をテレビで見まして。
氏の故郷、西成とは、ホントにジャリンコちえみたいな町です。
ちなみに引越し魔の僕は、
「西成」
「桜ノ宮」
「新大阪」
と言う、大阪三大スラム街はもちろん制覇しております。
その中でも、西成は強烈だった。
夜中の三時四時に、路地の入り組んだトコロで土砂降りの雨の中で懐メロ弾き語りしている浮浪者とか、
JR新今宮より広いスペースを確保しているブルーテント郡、
犬肉屋、
露天でアダルトビデオ販売、
通りに20m間隔で隣接する焼き肉屋と居酒屋、
ヤンキーに占領されたフェスティバルゲート、
発砲音、
オバはんの気さくさ、
過密気味のヤクザ率、
モヒカン、
刺青、
プッシャー…。
強烈だった。
つーか、空の色がね、千日前超えたあたりから変わるんですよ、灰色に。
あらゆる“負”のオーラが立ち込めたこの町は、結構好きでした。
ナナすけの散歩をしているとね、オバはんが話しかけてくるんですよ。
この町のオバはんだけです、ウチの犬の種類を知っていたのは。
みんな、どこの方もチワワ?とか言うんだけど、この町のオバはん連中は何故かミニチュアピンシャと言うちょっと聞きなれない犬種を知っていました。
「毛並みのえぇミニピンやねぇ〜」と声を掛けられた時は嬉しかったな。
オシャレな町、堀江に住んでいた事もあったが、如何せんメディアが作り上げた幻想郷、張子の町なんですよ。人情もクソもねぇ。
人間はやっぱ、ひとりぼっちでは生きてはいけないなと、カオスの町「西成」で学びました。
もうすぐライブですわ。
三ヶ月空いたけど、みんな覚えてくれているのかなぁ?
不安だな。
でも、もし少なくても来てくれる人がいたら、精一杯成長している「ドグマ散ル」を、お見せいたします。
そんな僕の自信は毎日の音合わせから出来ました。
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