Blue tears...小雪

 

 

「welcome!」 - 2005年04月24日(日)

私しか知らないあなた。
あなたしか知らない私。

形なるようなものなんてここじゃ何ひとつ見えないけど。
それでも。それでもね。
例えばお互いのココロが描く折れ線グラフの波長?みたいな
そんなようなものが時々、ほんの時々触れて
ココロの温度が一致することがあったりしたっていいよね?
それが時にココロの触覚に触れ共感と言う感情に人は到達するのかな?

ココロの折れ線グラフ。
ガクガクに折れる日もあれば、ゆるやかな弧を描く日だってある。
そんな日々に一瞬でもあなたとココロの触覚が一致し共鳴する時。
アタシ、少しココロ細さを繕える。

数え切れない程の言葉の触覚が行き交うこんな世界で
私とあなたが巡り会えた奇跡…
ちょっと大げさな言い方も今夜は照れずに伝えたい。

暗闇に浮かぶ 独りで漂ってるアタシのボート。
静かにそっと温かい指先を伸ばしてくれたあなたとは駆け引きしない。したくない。

なのに実はどこかで最悪の事態を予測するアタシ…。
傷つけないように。傷つかないように。逃げ道の伏線引こうとする。
まだ傷ついてもいない未来に今、決着つけることないのに。
ああ、嫌な癖。厄介な性格。


どうせ描くならもっと優しい未来を…

私だけの密やかな快感。静かに続くといい。
私だけが知るあなたの世界。あなただけが知るアタシの涙。
そんな勝手に描く快感が私のココロを癒してくれてるって知っていて下さい。

ずいぶん遠回りをしてしまった。ごめんね。
本当に伝えたい言葉はひとつだけ。
もし私の勘違いであなたが一瞬で消えても
今夜、その言葉にこれ以上躊躇したら私はきっとずっと後悔するだろう。
まだ見ぬあなたへ…。


「ありがとう。勘違いだなんて言わないで。私、本当にあなたにこそ来て欲しかったんです。」


合言葉。素敵!いいね。いいね。これからもっと増やそうよ?
そうだ。ボートの壁に合言葉を刻もうか?
互いのオールにでもいいかもね。
お気に入りの言葉を沢山集めよう。
「あー、その言葉頂きっ!」って私も同じ言葉を勝手に刻んでても見逃して。

互いの居心地のいい距離を保ちつつ。だけどココロはいつも指先の届く距離で見てるから。


好きな言葉で彩られたボート。
どれだけ子供みたいに大声上げて泣きじゃくったって全然平気。
辛い夜はエンエン泣いて瞼をはらしたら一緒に川で顔を洗いましょう。 ね?






  「welcome!」











小雪。







...




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