気持ちメモ
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2004年02月29日(日) 絶句

相棒は未婚と聞いていて、ずっとそれを信じていた。
だけど今年のお正月に相棒と話をしていた時に、ふと「本当に未婚なの?」と思うことがあって、改めて相棒に聞いてみたけどヤツはそれを否定した。その時は、そうなんだ、私の思い過ごしなんだ・・・と思って、それはそれで話が終わっていた。

今日また電話で話していた時に、またおかしいと思うことがあったのでしつこく聞いてみた。「本当のことを言うなら今だよ、後になってから言うのはナシだよ」って。相棒の様子がおかしくて聞いてるうちにもしかして本当にそうなのかも・・・と思った。あまりにも相棒の反応が歯切れが悪くていい加減イライラしたので電話を切った。だって何の反応もないのに電話してても電話代がもったいないし。すると折り返し相棒がまた電話をかけてきた。で、しばらくモゴモゴとしてたけど「本当はそうなんだ、今まで黙っててごめん」と言われた。

別にバツイチを悪いと言ってるわけじゃなくて、今までずっと騙されてたのかと思うと腹が立つというか悲しいと言うか、なんなんだろう・・・。とにかく動揺してる。動揺してるって言いながらもこんな風にPCに向かってるって自分が不思議だけど。

だから、今までざんざん「結婚」とか言いながらも具体的に話をすすめようとしなかったのは、これが一因でもあるんだなぁってのを今さらながらわかった。怖くて言えなかったっていう気持ちを察することもできるけど、今はただ「嘘つかれてた」ってしか思えない。はじめから言ってくれてたらこんなことにならなかったのにね。

今このことをわかってよかったのかなぁ?もっと後になって相棒がこっちに来てってなってから知ってたら私はどう感じるんだろう。

バツイチの人と結婚したくない!とかいうわけじゃないけど、騙されてたという思いが強くて、これからも今までどおりでいるのか、それともこれがきっかけで別れるってなるのか、今のところはわからない。とにかく今はすごいショック。でも、こんな風にこのことをすぐにアップしようとしている私はいったいなんなんだろう。ここにそれをつづることで冷静になろうとしているのか、それとも実は自分で思っているほどショックでもないってことなのか・・・。とはいえ、相棒からその言葉を聞いた時に、思わず泣いてしまってそれ以上話をできなかったのは事実。

もう寝よう。

+++追記+++

相棒からその言葉を言われた時、ちょうど21時頃だった。その時は話をこれ以上できないと思ったので、「砂の器」を見たいからとこんな時にそんな理由かよってなことを言って電話を切った。22時過ぎたら相棒から電話がかかってきて話をした。

結婚に至る前に別れるだろうと思っていたので、言わなくてもいいやと思っていたこと、それがだんだん関係が結婚にむかい始めて、怖くて言えなくなってしまったってこと。

誰にだって過去はある。もちろん私にもある。でも、それが彼女という存在か妻という存在かでは、ちょっと話が別になる。相棒はバツイチであることは言ったけど、それ以上の細かいことに関しては話したくないみたいで言おうとしなかった。私が質問したのは、子供がいるのか?ってことと何歳で結婚したのか?ってこと。子供はいないという答えがかえってきたけど、何歳で結婚したのかということについては答えたくないと言われた。

もう何年も前のことで、過去は断ち切っていると言っていた。こっちに来ようと思ったのも、今住んでいる地域からさらに離れることによって、もっともっと過去から遠ざかりたいという思いだったらしい。どうしてこっちに来るのか?っていう理由は、私の思っていたこととはまったく違うものだったようだ。

相棒にも言い分というか、考えることや思うことがあって結果的にこうなってしまったみたいだけど。それを聞いても、ハイ、そうですかとあっさり受け入れることはできない。隠されてる部分がとても気になる。

先週末に置いてきた収納ボックスは送ってもらうことにした。今まで色々あげたものはそのまま相棒のところに置いといてもいいけど、この間買った2個のマグカップだけは送り返してもらうことにした。相棒が荷物を送るのは仕事の関係上土曜になるらしい。送らなくてもよくなることを祈っているからと言われたけど、そうなるのかどうかってことは今のところはわからない。私の決断に全てがゆだねられているらしい。こんな状況になってしまったら相棒もそうすることしかできないだろうなと想像できるけど。一度失敗してるから、私と結婚することになったら全身全霊で私を幸せにするつもりだったと言っていた。今では真剣に結婚したいと思っているとも言っていた。もしも今も強くそう思っているのなら、たぶん私は簡単にウンとは言えないだろうけど、半ば強引なくらいでもいいから説得と言うか説き伏せるってことをしてもらえたらいいのになぁなんてふと思ったりした。でも、実際にそうされたとして、私がどんな風に思うのかはまったくわからないんだけど。

今度こそ本当に寝よう。

+++追記2+++

布団にもぐりこんでから1時間以上たつけど全然眠れなくて、とうとう布団から出てしまった。明日(というかもう今日だけど)からまた仕事が始まるというのに・・・。

眠ろうと思っても、色んなことがグルグルと頭の中を回って眠れないのだ。
相棒に裏切られたという気持ちとかより、今はかつての相棒の結婚生活とか奥さんのこととかが気になって仕方ない。結婚式はしたのかなぁとか、奥さんの性格・容姿・料理は上手だったのかな?とかきれい好きだったんだろうかとか、いくら考えても想像しても答えは出ないのに、どうしても考えてしまう。離婚の理由を答えたくないと言うのならともかく、いつ結婚したのかを言いたくないというのはどういうことなんだろう?結婚生活は長かったんだろうか?それとも短かったんだろうか?もう全てがと言っていいほど、気になって気になって気になって仕方ない。そういうことを考えてるうちに心臓をぎゅうっと絞られてるような感じで苦しくなったりもする。

でも、ふと思った。結婚生活がどうだったのかはともかく、離婚した頃はまさにどん底に落ちたという感じで辛かったので思い出したくないと相棒は言っていた。そんな辛い時期を乗り越えて今にいたっているんだから、今度こそ確固とした幸せを掴めるように2人でがんばればいいんじゃないか?って。そうは思っても、やっぱり以前の結婚がどんなだったのかがどうしても気になる。何回か聞いたことがある昔の彼女の話を思い出しては、あの人と結婚したんだろうか?とか、もしかしてあの人だろうか?とかどうしても考えてしまう。

いずれにしても、私がこの気になる気持ちを克服しないと相棒とはこれ以上やっていけないような気がする。この気になる気持ちを押し殺してもいつかは爆発するんだろうし。この気持ちを克服するためには、もういいやと思うまで相棒から話を聞かないとダメな気もする。かといって、相棒は話したがらないだろうし・・・。

このグチャグチャした気持ちを掃除機か何かで全部吸い取ってしまって、何もない状態になれたら楽だろうなぁ。というか、今日の知ったばかりのことなんだから、そんな簡単に割り切れないというか受け入れられないのは仕方ないよね。

想像しようとしても想像できない結婚生活や奥さんについてを考えるよりも、相棒の様子の方が簡単にしかもリアルに想像できるので苦しい。

こういう気持ちから抜け出せるのはいつになるんだろう・・・。


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