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2007年03月03日(土) 希望

あの威厳に満ちし手で少年は頬をなでられる
そして風の音がひびいた
どうごうどうごうどごうごうごう
黄金色の砂塵が凄まじく吹いた
あたりはまるで黄金色の闇と化した
少年はその中にただ立ちつくすのみだった

そのとき ふと 
黄金色の闇の先に
雄々しく跳ねる馬の姿を
きれぎれ に 見た


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