翌日
前回の公園は
何となく不完全燃焼気味だったので
別の公園へ行ってみることにした
地図を見ながら
走って
途中のコンビニで
彼が
マジックテープのディスクを
グローブ代わりに使う
キャッチボールのセットを
買ってきた
そのとき私が履いていたのは
ヒールのないスニーカーで
あ・・・靴が不利じゃん
・・・って勝負するのか?わたし
って
つい言ってしまったら
彼に大うけで
そんな会話も
楽しくて
地図で目星をつけてたその公園は
想像していたよりも
遙かに理想的で
園内をブラブラ散歩したり
河原へ行ってみたり
芝生の上でキャッチボールしたり
本当に楽しかった
キャッチボールなんて
相手が必要なことは
独りでは
やりたくても出来るモノじゃないから
すごくうれしくて
最初はコントロールが悪かったり
飛び過ぎちゃったりしていたけど
少しずつねらったところへ投げれるようになって
気持ちよく
楽しく
時間ぎりぎりまで
止めたくなかったくらい
ふたりとも
こうゆうふうに過ごすデートが
一番したかったんだって
思った
心の中が満たされた感じがした
もちろん
キスや
ホテルで抱き合うことも
とても大切なんだけども
河原で対岸の花や木々や
鳥をゆっくり眺めたり
通り抜ける風を感じたり
芝生の上で体を動かしたり
そういう一つ一つの事も
相手に合わせてやっているのではなく
早く次に行こう・・とか
せかされることもなく
切り上げるタイミングもぴったりだった
だからなのか
家に戻ってから
いつもの喪失感みたいなモノがなくて
ほかほかしたもので
心が満たされてる感じがした
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