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2005年05月02日(月) 春天が終わり、GWは続く。


本命馬不在で、混戦が予想された春の天皇賞
・・・と言う事らしい。
井崎氏も「9頭くらい、勝つ馬がいる」みたいな発言を、レース前に
テレビでしていた。でもって、おそらくその9頭の中に入ってもいなかった
スズカマンボが盾をゲットした。
出走前に雨足が強くなり、スズカマンボも泥だらけ。ちょっと地味な印象が
更に地味な物になっていたようだけど、ゴール前に飛んで来た姿はやはり
格好良かった。
「天皇賞」の紫の布を掛けて貰った時も、余りせわしなくせず、どこか他人事
のようにぽ〜っと立っていたのが印象的だった。
ゴール直後のスズカマンボを映した時、併走するハイアーゲームが映った。
ずっとシンガリだった彼は、最後までシンガリだったのかと思いきや12着まで
着順を上げていた。でも12着だけど。
ヒシミラクルが16着・・・パドックでは良いような解説だったんだけどな。
私は2頭の牝馬と、サッカーボーイの仔のアイポッパーを応援していた。
牝馬には大変なレースだけれど、特に猛烈な馬もいないし、ひょっとしてとか
思ったのだが沈没無念。
アイポッパーは3着に粘る。体型の可愛らしい、大人しい感じの馬だ。
スズカマンボは確かに頑張ったが、名レースとは行かなかった様に思う。
思ってもみない馬が勝つと言うのも、誰もが勝ちを疑わない様な実力馬が
いてこそ 盛り上がる物なのかも知れないと、馬券も買ってない癖にちょっと
考えてみたりもした。

競走馬の中には、劇的な生き方をしてしまう物がいる。
競走馬の世界で言われる劇的は、強い事、名レースの主役となる事も無論だが
しばしば悲劇の事だったりする。劇的に生きたいと思っている馬は居ないと
思うので、余計に結果としての悲劇が語られる事があるのかと思う。
劇的に勝てない事が語られる馬もいるにはいるけど。

好きな漫画のキャラに馬が被ります。いや、逆かな?馬の話を読んだりすると
漫画のキャラが被ります。無理矢理だけど、お馬でベルセルク編その1

グリフィス「トキノミノル」
10戦10勝幻の馬と言われた、今では東京競馬場で銅像となっているお馬さん。
デビュー時は「パーフェクト」と言う名前だった。負け知らずだけれど、実際は
脚が弱く、厩務員さん達は苦労の連続であったそう。10勝後、破傷風で突然死亡。
かなり昔の馬。フィルムと写真で姿を見た事があるが、フィルムは何だか良く
判らなかった。白馬じゃなく鹿毛の(写真は白黒だけど)普通の顔の馬

ジュドー「キーストン」
これまた古くて済みません。生きていれば42歳になる馬。でも5歳で予後不良に
なってるけど。小さな高速列車と言うキャッチがいい。キーストンはペンシル
バニアを走る特急列車の名。実力も確かにあったのだけど、何よりその死に際
競馬史に残ってしまった馬。骨折した脚を引きずって落馬した騎手の元まで
歩いて擦り寄ったと言うエピソードは、読んだだけでも見た気にさせる。
やっぱり鹿毛のお馬さん。

キャスカ「エアグルーヴ」
3頭の中では一番違うと言われてしまいそうな、今日の天皇賞にも出走した
アドマイヤグルーヴのお母さん。97年の天皇賞秋を牡馬を蹴散らし勝っている。
パドックではいつも目が血走っていたと言う。気も強かったらしい。
人間の目から見ても綺麗な馬だけど、一緒に出走する馬が発情した事件が
あったので、馬から見ても美人なんじゃあないかと。
他にも男勝りの牝馬はいたみたいだけれど、エアグルーヴを選んだのは
予後不良にならず、ちゃんと現役引退できて その後良い仔を産んでいる事。
このエアグルーヴ、お母さんのダイナカールも強い馬。女傑血統なんですね。

ガッツや他の人は・・・次回があったらやりたいです。







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