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2005年06月01日(水) |
インコを見に行こう。 |
百貨店のペットショップへ行ってみた。 ここには「可愛いね」と言うと「カワイイネ〜、カワイイヨ〜」と何やら 怪しげな撮影現場のような声を返すインコが居ると聞いたのだ。
「カワイイヨ〜」の主はオトメズグロインコのプリンちゃん♂オトメであっても 男の子らしい。このインコ、ズグロ(頭黒)と言うだけ あって、頭頂部は真っ黒。だが、その他の部分があんまりな配色なので 頭が黒い事なんか、ちょっと直ぐには気が付かない。 腹を見せると そこは、赤と青の見事なツートンカラー。羽は緑で尻羽根は 黄色い。ゴシキセイガイインコ(ローリーキート。オーストラリアで 鳩みたいに集まって来る派手派手な奴)からウロコ模様を抜いたと言うか ベッタリ絵の具を塗り付けたような色合いは、トロピカルと言うより 既にサイケデリック。 とは言え、見れば大変に人馴れしている様子だ。 「プリンちゃん可愛いよ」「プリンちゃん可愛いねえ」 プリンちゃんは食事中だったので相手にしてくれない。 しばらくすると遊び始めたので、再び挑戦。「可愛いね〜」 「・・・・・・」 ・・・可愛くない。 だが、簡単な音になら即座に反応してくれた。 「はっはっはっはっはっは」 「はっはっはっはっはっは」 「は〜っはっはっはっはっは」 「は〜っはっはっはっはっは」 プリンちゃん♂は次第に、興奮して来てしまったようである。 餌箱の中に裏返しに入って、天井に向けた両足をバタバタさせながら 「け〜っけれけれけれけれけ〜っ」 と絶叫し始めた。 その様子は大型インコ独特の「鳥でも、でかいと ここまで迫力あります」 のまんまで、私は結構楽しみながら、インコ臭いカゴをいつまでも覗いていた。
コガネメキシコインコ、ナナクサインコ、ウロコインコ ほとんどが10万円前後である。 破格はモモイロインコの50万円。高価いっ。綺麗だけどね。 ヨウムも高価だが、この日は売れてしまったのか店頭にはいなかった。
大型インコは殆どが物真似が得意だが、返事が出来る種類は余り居ないと言う。 「ただいま〜」と言えば「ただいま〜」と返す。 「おかえり〜」と返せる利口な種類がヨウムだ。賢い物は相当数の会話が かわせると言う。顔に非常に特徴がある。怖いと思う人も居るかもしれない。 だが実際は、気性の穏やかな鳥だと言う。
「きえええええええええええっ」 耳が潰れそう。ウロコインコだ。可愛いがこれはなあ。本当に耳がっ。
他にも色々なペットが居たが、ミーアキャットが ずっと狭い小屋の中を グルグルと回っていた。ミーアキャットかあ。ペットとして売ってるんだ〜。 鳥は昔から飼ってますが、他のペットって余り詳しくない。 亀とトカゲはちょっと欲しいけど、チョコエッグのフィギュアでも別に良い。
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