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Yahooのトピックで見たばかりなので、記事以上の事は判らないが 東京都江戸川区の小学校で、栽培したじゃがいもを食べた児童75人 教員2人が食中毒を起こしたと言う。
皮付きのままゆで、食べたと言うが 皮ごと食べたかどうかは判らない。
じゃがいもの緑の部分、それと芽には毒がある。 ソラニンと言ってアルカロイドの一種だ。アルカロイド自体が毒を指して いるのではないが、植物毒の正体はこのアルカロイドである事が多いのだ。
植物毒は趣味で本を読んだりして知った事が多いが、じゃがいもの芽に 関しては生活の分野である。皮の青いのも駄目なのだ。 勿体無くても芽の周辺はぐさりと厚めに削り取る。
読売の記事では調理員がゆでたと言うのだが、この調理員は生徒でもなく 教員でもないようだ。調理が出来る人なら判ると思うのだが・・・
ただ、出荷されたじゃがいもと、収穫されたばかりのじゃがいもでは 少しばかり勝手が違うかもしれない。食べた生徒の数から言って 剥くのは確かに厄介であろうし。
収穫してからゆでるまで4日。この間じゃがいもが置かれていた環境が 問題かも知れない。 日が当たると皮が青くなって毒性を持つ。 更に温度が高いと新鮮なだけに発芽しちゃってる事もありそうだ。
そうは中々行かないもんなんだろうけど収穫したら各自が家に持ち帰り 家族と食べれば良かったかも知れないな。 みんなで食べるのが良いのだと言うのは判るが、これじゃあ・・・
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