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2006年08月05日(土) |
夏息子、もこもこ走る。 |
夏休みの真っ最中。 天候には恵まれ、暑いくらいの毎日だ。
息子はラジオ体操に もこもこと出かけて行く。 帰って来たらご飯を目一杯食べて ドリルやエレクトーンの練習や観察日記をその日の課題分やったあと 新しい自転車に乗って もこもことまた出かけて行く。
おそらく骨格か、筋肉の付き方なのだろう。 子供にしては大変に厚い胸板をしている。 裸になると小2とは思えない 非常にはっきりとした逆三角形の身体付き。 筋骨隆々であった父親の身体をそのまま受け継いでいるのだろう。 だが骨格がまだ未発達であるため、丸まったカブトムシの幼虫のような もこもこした体型に見えるのだった。 動きが決して機敏とは言えないのも無関係ではないだろう。
格闘系に向いているのかも知れないな〜と思う事もある。 だが 本人は競る事がとても苦手で、花や綺麗な物や、何より音楽を 弾いたり聴いたりしているのが好きな様子だ。 昔、少年サンデーに「音吉君のピアノ物語」と言う、ものすごく ガタイの良い少年がピアノを弾く話があったので、私は最近 陰で息子の 事をおときちくんと呼んでいる。 やる事なす事は 良くも悪くも私に似ているように思える。 アンバランスな気がするが、そんなものなのだろう。
「おばさん、Rちゃん外へ出ないの〜」 「遊べないの〜?」
近所の子から声がかかると嬉しくなる。 息子は小学校へ上がるまで、中々友達と遊べない子供だった。 食べるものもそこそこに、出かけて行く。
公園へ渡る道を颯爽と自転車で走り抜ける友達。 その後ろから 一人もこもこと行く息子。
夏休みに入って10日。 わずかの間に、更に一回り大きくなってしまった息子。 だが良く見れば、友達もみな大きくなっているのだった。
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