目次 / 戻る / 進む
町内夏祭り。
これが終わると直ぐにお盆で、お盆が終わるとあと言う間に秋で それからまた、滅入るような長い冬。 端折り過ぎだが、大体そんなふう。
今年の夏祭りは暑かった。仕切りもはっきり言って例年で一番 悪かった気がするが、こちらは参加するだけなので余り言えない。
祭り会場は我が家の裏の公園。 確かに一日に何度も細かく、空いている時間を見計らって行けるし 雨でも降って来ようものなら、家まで1分だし、羨ましがられる。 が
今年のような暑い夏は、窓を開けずにはいられない。 我が家にはクーラーがないのだ。今後も、平均気温が3度ほども 上がらない事には購入する意志も全くない。
祭りの音は2日に渡って丸聞こえ。 ブラスバンドの演奏は、ちょっとだけ得した気分。 だが、素人カラオケ大会は・・・さざんかの宿をフルコーラスで ずううっとバックミュージックとずれたまま聴かされるのは・・・ ご愛嬌と言うには、この暑さの中、正直きつかった。
夕方は盆踊り。 祭りは昼からであり、昼一当番と盆踊り当番を祖母と決めた。 土曜は私が夜外出するので、昼に息子のくじ引きやおでんを買いに行く 当番。盆踊り当番は祖母。 今日は昼は祖母がそれをして、夕方の盆踊りが私の当番。
結構大きな図体の息子は恥ずかしがって手にしがみついて来る。 力があるので、気のせいか傾く。 「お母さんも踊ってええ」 いやです。恥ずかしいです。 「ほらっ輪に入れば誰か必ずいるから行っといで!」 強引に輪に押し込んでやった。
1周目、近所の子と一緒に踊っている。良かった。 2周目、近所の子が2人に増えて 3人で遊びながら周っている、良かった。 3周目、クラスメートばかり5人に増え、そこだけ団子状になっていた。
いい加減な所で撤収させたが、息子は大層満足そうであった。
「男の子って、何であんなに固まるんだろうねえ」 家に帰って祖母と話す。 「高学年になっても、固まってふざけてるのは必ず男の子だよね」 「まあ、女の子は浴衣とかあるし」 ふむ。学年が上がると、男同士固まりながら、こっそり好きな子の 浴衣姿を探したりするのかな?
☆私の部屋の窓から撮りました。 盆踊りをする人が見えるでしょうか。 昼はカラオケ、ビンゴ、町内会くじ引きと・・・結構つらいんですよ。

|