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明日(と言うか もう今日だ)は息子の学習発表会。
自分の時は学芸会って言ったんだけど、確か劇だけじゃなかった 気がするし、劇にも全員は出られなかった気がする。
今は、と言ってもうちの小学校ではと言う事だが、劇であり全員が 何かの役をやり、一応原則的には体育館が狭いので、発表する学年の 父兄のみの入れ替わり観覧と言う事になっている。
2年生の出し物は「月夜の森の物語」と言う。
息子は魔法使いの役だ。小さな魔法使いばかり10人以上いる。 ハリー・ポッターの魔法学校みたいである。 魔法使いだけではない。木も星も、大人も子供も、とにかく役柄ごとに かなりの大人数がいる。 一言しかセリフがない役がほとんどであり わが子がそのセリフを言う時が、親の精神的クライマックスであるわけだ。
「こまったなあ」 が、うちの子のセリフである。
家で延々と魔法使いのテーマを歌う息子。どうやら迫力で歌いきる歌で あるらしく、精一杯野太い声を出している。結構太い声が出るように なって来ている事が判った。
途中でアクションがある、ホウキにまたがるのだ。 息子は夏の間、背中を自分で掻いていた『まごのまごのて』を出し おもむろにまたがるのだが・・・
何故かいつも掻く方が手前に出ており、何と言うか形状的には「逆だろう」と 思うのだが、そもそもまたがるのは孫の手ではないので、こちらも何も 言わずに見ているのだった。
歌い終わると セリフの練習だ。 1個しかないわけだが。
「ごま゛っだな゛ぁ゛」
全部が鼻濁音。
本人はものすごく真剣に腹の底から言っているつもりなのだが 腹の底から出している割には随分鼻から出ている声である。
「先生は、すごくいいって言った」 「本当に〜〜〜〜?」
何か言うと怒る+自信喪失しそうなので、先生にお任せする事にする。 大人ばかりの生活なので怒鳴られる事はあっても怒鳴る事はない息子。 こんなに大きな声も出せばちゃんと出る事が判る。
明日は頑張れ息子。 自分たちで作ったらしい衣装を着ての晴れ姿。
親は8割は自分の子供に集中しているが残りの2割は他所の子も ちゃ〜〜んと見ているわけで
「Rちゃん、大きくなったねえ」
って思ってもらえるように、それ頑張れ。 一応 扁桃腺まだ少し張れてるので(クラスでは大流行中らしい) 明日、やり抜いたらしばらくぬるっとした生活に入ってもかまわんよ。 と私は思うが、うちは祖母ちゃんの方が 面倒見も良いが厳しいからね。
代休付きの3連休は、さあ、何をしようか。
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