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2006年12月28日(木) |
サンタさんがやって来る。 |
サンタさんへ
今ひらいているカタログの右のページにまるを かいたくるまがあります。そのくるまをください。(原文ママ)
トイ○らスのカタログとともに 息子が勝手に書いて窓際に 置いていた。 その車は既に買われ、家の中に隠してあるわけなのだが。 (早めに決めさせて買う。だって混むんだもん) 読んだ祖母が言った。
「漢字習ったでしょう。『車』も全部あんたひらがなで。 これじゃあ、サンタさん1年生の子かと思うだろうね」
1年生でもお勉強してる子は、もっと漢字書けます。
すると息子は何か書き加え始めた。 2−2 ○○Rたろうより
2年2組と言う意味らしい。それなら車を漢字に直せばいいのにと 思ったけれど、そのままにする事に。
大人は夜考える。 「果たしてこの手紙をどうしたものか。サンタさんが持って行ったと 言う事にすべきか。でもそれをすれば25日の終業式で もしも 『サンタはいない』と言う話になった時に『うちはサンタに手紙書いたら ちゃんとなくなっていたもん』とか言い出さないか?」
知り合いの家ではお姉ちゃんが小4までサンタクロースを信じており それで学校で悲しい目に遭ったのだそうで、だから息子と同学年の 弟の方には早めにサンタはいないと教えているのだそうな。 胸がちくっとするエピソードである。
結局、手紙は回収せず、そこに直にプレゼントをドンと置く事に。 大人が考えるより、うちの息子に関して言えばもらえさえすれば あとは割とどうでもいいらしい。 もらえるかどうかが重要なのだ。 サンタは親だと判っていても、「サンタさんへ手紙を書いたら?」 と言えば、欲しい一心で 一定の年齢までは書きそうである。
今回面白かったと思うエピソード
斜向かいの年長の女の子がぽつりと 「頼んでもいないのに私にはニンテンドーDSが来たの」
冬休み、DS持ってる兄ちゃんの相手をして遊べと言う親心なのだろう。 でも頼んでもないのにと言う言葉が妙におかしく、女の子も 大変だろうけど家にいたら面白いだろうなと思った。
私のクリスマスはまあまあ。 誰もケーキを用意してない事に当日気付いて逆切れしながら買いに 行った以外は、メールで普段話さない人にメリクリで様子伺いをし 元気な事を知って、ほっとする。
自分の時間も持てて、いつになく充実していた。
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