テレビザッキ
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メモ


2004年10月25日(月) しりとり竜王戦

面白かった。言葉同士の組み合わせで爆発力のある面白さが生まれることがある面は普通の大喜利より大きい気がした。勿論それは稀で、センスや力が求められる難しい言葉遊びなんだけれど。

出演は板尾創路、よゐこ有野、ジャリズム渡辺、笑い飯西田、千原兄弟Jr、おぎやはぎ矢作、二丁拳銃小堀、ブラザートム、ピエール瀧という豪華な顔ぶれ。あとは番狂わせ要員なのか、大槻教授など数人。この役割は要るのかな…。あった方が面白いのかもしれないけど、個人的には笑いに秀でた人達だけの方が、より見たい。でも大槻教授の攻撃的な解答は面白かった。進行のいとうせいこうのそれに対するコメントが秀逸だから余計そう感じたのかも。

■笑い飯西田さん、緊張してた気がする。勝俣さんも言ってたけど、本当途中から「あったまってきた」という感じだったので、そこで終わってしまったのが凄く勿体ない。本人が負けた後のコメントで「普通にもうちょっと出たいです」と言ってたのが印象的。見てる方も、もっと見たかったなー。敗者は後ろでその後の対戦を見てるんだけど、ネタの時みたく「代われ!俺にやらせろ」って思ってそうだなあと思った。
■個人的に特に面白かったのは渡辺さんと板尾さんかなぁ。板尾さんは「金まわりの良さそうな言葉」で「オーストラリア2周」とか、「矢沢永吉の寝言」で「九九八十七」とか凄いなー。彼の解答ってジワジワ来るというよりも、爆発力がある感じ。渡辺さんは「甘えん坊っぽい言葉」での「デモ行進で母乳を要求」が最高だと思った。すごく渡辺さんらしい感じも。
■「金まわりの〜」のお題で矢作さんの言った「金ぴか和尚」も笑ったし、あと「つんくが捨てた曲のタイトル」というお題で西田さんの答えた「いい湯だぜ」も好き。「演歌っぽい言葉」での千原Jrの「太鼓が目覚まし」も。あと「さみしくなる言葉」での矢作さんの「占い師の持ち物」、同じお題でのJrの「インディカ米のライスシャワー」もいい。良すぎ。キリ無いか。
■決勝戦はJr対渡辺。この二人が向かい合って決勝戦というエヅラ自体がちょっと嬉しい。優勝は渡辺さん。
■生放送、しかも順番が来たら嫌でも答えないといけない追い詰められた状況で行われてるというのを考えると、出演者全員本当凄いなあと改めて思う。尊敬。


チズ