銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2005年03月12日(土) ビジネストーク

大学時代から友人Tに東京に転勤になったことをメールで伝えたところ、じゃあ東京に行く前に飲みに行こうということになった。

Tはおれと出身地が同じせいか、ウマが合うというか、テンポがかみ合うので気兼ねなく話せる。

適当なバーに入って一杯。
話は自然とお互いの仕事のことに流れていく。

老けたなあ、と思うのは、仕事の話をするのが楽しいと感じるようになったことだ。
昔は、酒をのんでるときに仕事の話なんて、と思っていたが、今ではむしろ、酒をのんでいるからこそ仕事の話をする、というふうに考え方が変わってきている。

しらふのときには、別に仕事の話なんかどうでもいい。
酔っているときに、仕事についてざっくばらんに自分の考えを話すことがとても楽しい。

Tはある中小企業で、社長秘書というようなポジションで働いている。

Tは、社長という大きな責任を負っている人物のそばで常に働いているだけに、話がダイナミックでおもしろい。

今Tの会社は新しいビジネスに挑戦しているらしい。

新しいだけに、なかなか軌道に乗らず、今のところ赤字続きで苦しんでいるらしいが、当たればその分野でのフロンティアになれるのだから、見返りも大きい。

まさにハイリスク・ハイリターン。
ちょっとかっこいいなと思うけれど、たぶん、自分には一生縁のない言葉だろう。

自分は危ない橋を渡らない。その代わり、危ない橋にあえて挑戦する人を笑わない。そういうふうに心に決めている。


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士郎 [MAIL] [HOMEPAGE]

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