++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2005年05月25日(水) 月ノアカリ

『月ノアカリ』

ずっと

ひとり佇んでいる
月ノアカリに照らされて

優しいものになんかなりたくない と
つぶやく

まだ 泣けない。



                                 ゆうなぎ

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いつからだろう 月が好きだ。雨の日もいい。

暖かいお日様の降り注ぐ今の季節 ベランダでボンヤリ洗濯物干したり
するのも結構好きだなぁって思うんだけど 基本的にアウトドア派では
ないので 家にいる方がいい。

子供連れだと雨の日や夜は色々大変なので困るけど
一人で歩くなら雨の日か月夜がいい。
何だか安心する。

おかしなもんだって思う。
気の小さなわたしが 子供の頃 
一番キライで苦手で怖かったのが
雨だったり夜道だったりしたのに。

今でも例えば 月を模ったアクセサリーだとか雑貨とか
そーいうのに惹かれて 実は密かに集めたりしてる(笑)
雨粒の形もいい。少しナミダの形にも見えて。


お日様は元気の素かも知れないけど
今のわたしにはヒカリが強すぎてちょっとツライ。

だから 
優しい霧雨や
柔らかな月の明かりが 好きだ。

優しい柔らかなものに憧れる。
そうなれたら・・と思う。

でも きっとまだ 当分なれない。
いや ナリタクナイ。
変なアマノジャク。

きっと認めたくない。
イロイロなコトを
まだ認めたくない。



いつか


ホントウに優しくなれたらいいなと思う。


泣いて
泣いて
泣いて

目が溶けてなくなるくらい
泣いて

すべてを 流し尽くした後で



柔らかく笑ってみたい。

素顔のままで。



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ゆうなぎ [MAIL]

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