++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2005年05月30日(月) 暑い一日

今日は子供の運動会があって。
実はかなり調子悪かったんだけど それでも
やっぱり運動会楽しみにしてる顔見てたら
何とかって思って。
頑張って行って来た。

またこんな時に限って よく晴れてて暑い。
そういえば昔 子供の頃も運動会って嫌いだったんだ。
暑いしキツイし すぐ喉渇くし 埃がスゴイし それに 虫(泣)
アリンコに毛虫やら・・・ううう・・・

それでも お弁当持って敷物持って日焼け止めに
深く被った帽子プラス日傘は必需品。
何しろ 元々焼けると真っ赤になってしまう方だし
何しろ オバちゃんの肌にはこの陽射しはマジ辛すぎ。

場所取りの気力はないので隅っこに。
許せ 子供。 
でも出場競技の時は ちゃんとわかる所まで移動して
見てるよ〜!!と手を振ってアピール!
弾けんばかりの笑顔に やっぱ 来て良かった〜って思う。
単純な親馬鹿 お母ちゃんであります。

お弁当は良く食べた。
かけっこでは一等になって得意げにピースなんかしてて
よそ見してゴールした後 つんのめって転けそうになったりして。

運動場の砂嵐はすごくて 多分絶対確実に みんな埃まみれで
その上 敷物の上を大きな黒アリが這ってるのを見つけて
思わず飛びのいたよ。わたし。

運動会は苦手で 今でも好きじゃない。
だけど それでもやっぱりこの日は特別な日。

帰って速攻で有無を言わさず 子供と一緒に着ていたの
全部脱いでシャワー直行しました。
ええ これだけは譲れませんとも!!!

暑い一日が終わって
子供はぐっすりと早々夢の国。

ボロボロに疲れて眠たいはずのお母ちゃんは
何故か寝そびれて目が冴えてネットふらふらしてる。

昨日の日記読み返したりして
なんか自分の拗ねたアマエタぶりにニガワライ。

ねぇ でも許してよアタシ。
たまにはいいじゃん。
たまにじゃない って?
それでも いいじゃん。ここだけじゃん。
って誰に言い訳してるんだ?一人突っ込みの真夜中。

落ち込んでどうにも止まない土砂降りみたいな日がある代わりに
どんなに小さくても笑える日もある。
どれだけ認めたくないっていうくらい ちっぽけな喜びでも
やっぱり それは あるって思うんだ。

傷の種類なんて比べられるものじゃないことは充分承知で
それでも アタシだってこんなにこんなに痛いのよぉ〜!!!って
何処かで衝動的に叫びたくなるときがある。
それでどうだっていうんじゃなくて 
どうして欲しいっていうんじゃなくて
多分 甘えたいんだと思う。ジブンに。だからこっそり文字を書く。
言葉にする。ワタシを知らないひとばかりの雑踏のようなこの場所で。


昨日 日記書いた後 衝動的にネットの親友にメールしてた。
少し 話せる? って。
わたしには めったにないこと。

日記読んでもらって そうして電話でいろんな話して。
彼女 うんうん って聞いてくれて。
なんか 久しぶりに人にこんなふうに話したな・・って思った。

ごめんね って言ったら 
謝らなくていいの!って言ってくれた。
わたしが聞きたいって思うから聞いてるんだよって。
なんか すごくすごく救われた気がした。

傷はそれぞれ違ってひとつとして同じモノは無い。 
それを時に そっと撫でたり 撫でられたり。

癒すことはできなくても癒されなくても
ああ・・本当に それだけでも。


暑い一日が終わって
そろそろさすがに少し眠たくなってきた。


明日はどんな一日なのか
わからないけど それでも そうね 空はいつも其処にある。

そうでしょ?


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『街の灯り』

とても 静かな夜
窓から外をみれば

街の灯り
まるで散らばる宝石のように

その一つ一つの
灯火の下に生きる人を想うよ

それぞれに泣き笑い
どれとして 同じもののない
そんな物語が今夜も刻まれる
その灯りの下で

私も ここで生きているよ
あなたも そこで生きているのね

とても静かな夜

その灯火が少しずつ
消えていくのを 今夜は見ていたい

街が眠りにつくのを見ながら
逢いたくても逢えない人に
オヤスミを言おう

静かな静かな夜


今夜は 一晩中 灯りを灯すよ



                               ゆうなぎ


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