++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2005年07月26日(火) 夜ノウタ

明日は昼前に心療内科受診予約日。

多分 「お薬のお陰で何とか落ち着いています」って
いつも通りに先生に言って 
「でもお薬がないとダメなのでこのままでお願いします」
で いつもの薬を貰うことになると思う。

薬は今のわたしには不可欠だ。
効きが足りない分は自己暗示かけまくって補う。
自慢じゃないけど精神力には自信あるから。
なら鬱じゃないじゃん って?

あは。どうなんだろうね。わかんないや。
ただ わかるのは薬飲まなきゃ限界だったってことだ。

元々人に相談とか愚痴るのは苦手。
まだ信頼した人にメールとかでなら話もするが 
現実 ろくに真実(ほんとう)知らない人なんかと
対面で話すなんて相談以前にストレスで拒否反応が出る。
カウンセリングとか もし されても同じ。 
これは言い切れる。

なんか それらしい当たり障りの無いこと言って
もっともらしいアドバイスにシオラシク はい。はい。と言って
一刻も早くそこを逃げ出したくなるだろう。
そんなので救われることは100% わたしの場合無い。

心療内科に最初に行って 症状、状態 書いた紙見せて 話して。
それが わたしの限界。それ以上 心開くつもりない。
先生はいい人なんだろうと思うし 決して悪印象なんてないけど
これは 誰にでも同じだから。

そのわたしがなんで心療内科に行ったかっていうと
それを我慢してでも薬が欲しかったから だ。
なんていうんだろうか 目に見える 薬 というモノ。
これで大丈夫 とすがれる 目に見える モノ が欲しかった。

さすがの精神力にも限界が来てた。
本当にもう いかん と自分でもわかるくらいだった。
何とか とにかく どんな力借りてでも何とかしないとダメだった。

 
例えば 

逃げ出せるか?
完全に狂えるか?
放り出せるか?

答えは全部 NO!だった。
できない。絶対にできない。
子供 いる。

子供の為に とか 泣かせる感動モノみたいな
立派な母としてなんかじゃなくて
何だろう 本能?自分への頑なな縛り?

いや できなかったんだ。
ただほんとに それだけ だ。



日々 シンドイ。
ココロの穴は塞がることはないし
胸につかえた重い塊は いつもわたしを息苦しくさせる。

どれだけの叫びを呑み込んで
どれだけの悲鳴を押し殺して

それでも 此処に立っている。今日も。


炊事 洗濯 家事 鉛みたいなカラダ引きずっても
全然しないわけいかない。
食べさせなきゃそれこそ餓死だよ。

合間に仕事。子供かまってと来る。中断。
子供愚図る 中断。お風呂 中断。寝かせる 中断。

入ってこなけりゃ困る仕事。
だって少しでも稼がなきゃお金。

でもそれで必死になれば家のことが疎かになる。
泣くに泣けない 苛立ちとジレンマ。


ねぇ

闘いたくて闘ってると思う?
涙すら失くすことの辛さわかる?
本当に眠りたくないわけ ないじゃない。

どうしようもないから だよ。
自分を傷つけることすら許されないからだよ。
自分のカラダでも 自分だけのモノじゃないから。

それくらいで済んでるから しないんじゃない。
大丈夫だから じゃない。

助けなんてこないの知ってるから。
それでも生きなきゃならないから。

だから

だから。



比べるものじゃない。
哀しみも苦しみも。
そんなのわかってる。
けど でも
今夜だけは 自分が世界中で一番苦しいんだって思うこと
許してくれ。だって

誰もそんなこといってくれやしないんだから。

いつだってわたしは
ツヨイオンナなんだから。
ダイジョウブなヤツって思われて
その通り って曖昧に笑う。そんな。


心療内科受診の後は 銀行寄って500円玉貯金通帳に入れて生活費とか諸々
とりあえずかき集めてお金降ろして。
旅行社に行って支払いして切符やら貰ってくるつもり。

帰ったら仕事の続きが待ってる。
またしばらくはPC前での居眠りが続くだろう。



もう いいような気がするんだ。
イイヒトでなくても。
呆れられようが キラワレようが
見捨てられようが 去られようが
もう いいような 気が するんだ。

今更 何を失うことを恐れる?

喧嘩売って
クダ巻いて
グレて与太りたい気分 なんて言ったら

キミ 笑うかな?



疲れちゃったよ。
ごめん。
疲れちゃったんだ
すごく。


うん。ダイジョウブ。

生きるけど。
生きることに しがみつく けど。




今夜は ヤサグレたい あたしです。




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 「弱い心を抱きしめて」

弱い心を抱きしめて
うつむく想いを励まして

道無き道を
ひとり行く

立ち止まれば 倒れるだろう

足をとめれば 立ちつくし
そのまま石になるだろう

歩こう 歩け 歩くのだ

弱い心を抱きしめて
うつむく想いを励まして

いつか・・・海に還るまで



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                               ゆうなぎ


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