++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2008年11月16日(日) ゆめのおんな




目が覚めてぼんやりと
夢の残骸



列車の絵
その男が描き足す端から動きだして走り出していく。

その動き出そうとする列車の絵に
身をなげかけるようにして泣いている女。

往ってしまう列車に乗れないことが哀しいのか。
その絵を描き終えると一緒に往ってしまうだろう 
その男が恋しいのか。

ただただ 胸が張り裂けそうなほど切なくて寂しい。




目覚めてもしばらく感情の残滓に囚われていた。

あれは わたし?


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                           ゆうなぎ


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