++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2008年11月18日(火) 空が高すぎて




週初めから2日続けて2つの病院、3つの科を廻る。


一日目はクリニックと泌尿器科。
今日は糖尿内科。

クリニックの方はつくづく病院変えて良かったと思う。

今の先生は薬の副作用もきちんと説明した上で
状態に合わせた処方と今後の治療方向を示して貰えるので。
一応 2週間に一度受診だが、その前でも
予約せずにいつでも受診ができるのは有難い。
電話での相談でも丁寧に答えてくださる。

もう少し早くこの先生に診て貰えてたら良かったのに・・と
思ってしまうけど。今更 詮無いこと。


膀胱炎の方は以前の時ほど酷くはなってなかったけど
やっぱり薬色々飲んでるから再発もしやすいみたい。
前回よりも少ない日数分の薬が出された。


実は糖尿病の調子が思わしくない。
主治医からは次の受診日にも今の数値が変わらないようなら
やはり一度インシュリンを使ってみましょうと言われた。

正直、ショックだった。ある程度、悪くなってきてからは
覚悟していたけど、そしてまだ確実にそうとは決まってないけど
できれば避けたいという気持ちが大きかったし。


約3年間にも及び、心療内科クリニックに通い
同じ薬を飲み続けて
結局、欝病は治らず 糖尿病と膀胱炎 発病。
なんか落ち込むのを通り越して哂えてくる。
裏目裏目の人生 とか 自嘲的な言葉が頭に浮かんだりして。

治らない病気じゃない。
ただ さすがにやっぱり 疲れた。

疲れたってそれでどうなることでもない。
劇的な好転なんてものはご都合主義のお話の中だけ。

わたしたちは自らのこの手とこの足を使って
あがいたり踏み出したりして往くしかないんだから。


病院からの帰り道

開いた首元から入る北風に薄着を少し後悔。

見上げた青い青い空に雲の白が眩しいほどキレイ。


いつもよりも何だか空が高く遠く思えて

ひっそりと目を伏せた。


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                        ゆうなぎ



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