うさぎのつぶやき

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2003年08月21日(木) ◆初めての大阪 −3−

Mちゃんの大阪びっくり体験は初日に我が家に来てから始まった。

まずTVをつけてみてチャンネルの多さに驚いたようだ。
「うわッ!すごい!」「うわッ!」の連発である。

二日目の奈良行きでも電車の自動改札機を通るのは初めてだったので、戸惑ったらしい。
又電車が行き違うことにも驚いたそうで、(宮崎はJRしか通っておらずしかも単線なので
上りと下りが行き違うことは無い)ここでも「うわ〜ッ!」状態だったそうだ。

奈良に着いたら今度は近寄ってくる鹿が怖くて、写真でも顔がこわばっていた(笑)。

無事に家にたどりついたMちゃんだったが、やはりTVが気になるようで、「疲れただろうから
早く寝なさい」といってもなかなかTVから離れないでいた。

あくる日は、USJに行く予定だったので早く起きて出発しようと決めたのに、結局寝坊してしまい
予定より一時間遅れの出発となってしまった。

実を言うと私もUSJは初めてだったのでちょっと楽しみでもあった訳で、娘の案内があったから
良いようなものの、田舎から出てきたMちゃんと変わらない、全く右も左も分からずじまいで
うろうろしたに違いない。

人気のあるアトラクショウンはやはり混んでいて、200分待ちだったり、150分待ちだったり。
お目当てのひとつだった「ジュラシックパーク」は予想通り120分の待ちであった。
“待っている間に予約券を貰ってくるね”そう言って娘は「バックドラフト」の予約券を
もらうべく別の列に消えていった。

わけの分からないまま、並ぶこと2時間、いよいよ私たちに番が回ってきた。
30人くらい一緒に乗れる船で、いざ、恐竜の世界へ・・・。

ジェットコースターというのを私は信用していない。
「もしも」ということがあるからだ。
その「もしも」の時、あんな高いところから空中へほおリ投げ出されることを思うと、
とてもお金を出してスリルを味わおうとは思わない。

でもこの「ジュラシックパーク」の場合は水の上なのだ。
「もしも」の場合も下が水なら何とかなるかもしれないし、痛くないかもしれない。
ちょっとドキドキはするものの、スピードと落下の恐怖も楽しめるかも・・・。
そう思って乗っていたのだが、やはり最後のシーンでは水がたっぷりかかる心配だけを
していたから、真っ暗な中で落ちる瞬間に目の前いっぱいに現れる大恐竜には体がこわばって
しまい、下船した直後は軽い腸ねん転を引き起こしてしまっていた。(爆笑)
めちゃくちゃ怖かったね〜!そういって三人で、顔を見合わせた時には、不思議なことに
もうあの2時間並んだ疲れやイライラはどこかに吹っ飛んでいた。

その後お昼ごはんを食べ、次のアトラクション「バックドラフト」へ。
ここは先に予約券をもらってくれていたので、さほど並ぶことも無く入ることができた。

そのあと、暑かった事もあって、あちこち回るのに疲れておまけに相変わらず待ち時間が
長いので、いっそすぐに入れるところにしようといくつか回ってみた。

そうしているうちに娘が用事があるので先に帰ることとなり、残った私たちはアイスを
食べながら、顔を見合わせて次の行動を考えあぐねていた。
Mちゃんはもう一度「ジュラシックパーク」にいきたい様子だったので、「も一回並ぶ?」
と聞くと「うん!」という返事。
入り口まで言ってみると90分待ちになっていた。
もうちょっと待ってると時間も短くなるかも知れないと、まん前のデザートショップで、
暫く時間をつぶして70分待ちになったところで二回目の挑戦となった。

今度は様子も分かっていたので、前を向いてまっすぐしておこうと決めて乗ったのは良かった
けれど最後はやはり怖くて目をつぶってしまった。

私は、Mちゃんと「待ち時間が無かったら、もう一度乗りたいよね〜」と年甲斐も無く
はしゃいでしまった。

花火の打ち上げがあるということだったが、Mちゃんももう疲れて来ていたし、私自身もすっかり
くたびれていたので、名残惜しかったけれどUSJに別れを告げて家路についたのであった。

(明日に続く)


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