| 2006年08月28日(月) |
告白 チャールズ・R・ジェンキンス |
拉致被害者曽我ひとみさんのご主人の手記
貧しい家庭出身の若く愚かな兵士で陸軍以外に頼るべきものもなかったはずなのに、逃亡してすべてを投げ捨ててしまった。問題に正面から立ち向かうことをせず、逃げ出したのだ。自分の行為のもたらす重大な結果について深く考えず、北朝鮮の実態もよく理解せずに、非武装地帯を越えてしまったのだ。北朝鮮に居つこうと思っていたわけではなく、共産主義シンパでもなかった。何らかの方法で出国するか逃げ切れると考えて逃亡してきたため、ここ北朝鮮で永久に囚われの身となる運命だと気づいたときには、激しいショックに見舞われ、すぐにこの国を憎悪するようになった。
私は郵政民営化に代表されるような、今一番国民が期待していることを無視して自論を推し進めていく総理大臣を評価していないが、この拉致問題についてだけは評価したいと思う ただし途中で投げ出してしまった気はしているが・・ 今までの大臣は拉致問題を疑っていたはずなのに知らん顔をしてきた いかに無法な国が相手とはいえ、自国の国民が拉致されたのだ どうして何もしてくれなかったのか それに比べたら少なくとも小泉さんの訪朝で5人の拉致被害者の家族だけは帰還できた 日本の拉致被害者の象徴ともいえる横田めぐみさんも何とかして、お父さんとお母さんのもとに返してあげてほしい 帰国された5人の拉致被害者の人たちは公表されないまでも、いろんなことを関係機関に話されているとは思うけれど一日も早い全面解決をどの国民も祈っているのだ
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