ひよ子の日記
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2004年05月12日(水) スタンプあるいは印鑑の体

印鑑は凹凸で形を作り出しています。名前の印鑑は凸の部分が文字になりますが、絵などのスタンプは凹の部分で絵を表現するものもあります。凹があって凸が浮かび上がる、光があって影があり、そこにあなたがいるからわたしがいる、のかどうかは知りませんが、凹があって凸が生きてきます。凸ばかりだったらべったりとインクがついてしまって、何がなんだか分かりません。

例えば私が全身タイツを身に付けて、朱肉の上をゴロゴロしたとします。人間スタンプと化した時、紙に押された私は凹凸のはっきりしたすてきなスタンプかしらと考えた時、最近特に腰回りがぷにぷにしてきたことを思い出し、胸二つだけならいいものをその少し下当たりに大きな丸がポンッと押されるような気がして、深夜に身震い一つ。

そしてべったりスタンプになってしまったらと思うと、身震い三つをするのでした。

(追記:しかし右手にはカフェラッテ、左手にはポテトチップスの袋があったりして、まぁ、なぜ私の手におやつがあるのかしら?あら、ここにも、あそこにも。くんくんくんくん、これっていつのお菓子だったかな、心なしかベタついているわ。パクリ。
・・といった具合に次々とお菓子が発見されるのであった。)


ひよ子

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