なか杉こうの日記
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2005年08月24日(水) 雨風・いやな、日

雨風が強くなると
ちょっと
いいこともある
と言って
口笛を吹いている
世の不条理
なんてむずかしいことでも
ないだろう
ただ、口笛を吹けば
存在が明らかになる
雨がざあざあ
心にざあざあ
深い水たまりに
両手を
バシャンと突っ込めば
壊せるかな、
わたしが

***


あたしはときどき
どうしてもくやしいときがある
どうあったって
石のように
くやしいときがある

そんなとき
じっとしている
涙が出てくる
こんなんではだめだ、と思う
仕返しをしてやろう、と思う

だけど
たぶん
したことはない。
今に見ろ、
見返してやる、と思う

しかしながら
見返す力も
器量も
財力もないので

仕事などやめてやる、と思う
やめてもどうなるわけではない
なにかに表現できるかと思う
人生はなぜ
楽しくらくらくそうに生きる人と
うっくつする人がいる、
これは差別ではないかと
ひとり、考える


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