なか杉こうの日記
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雨風が強くなると ちょっと いいこともある と言って 口笛を吹いている 世の不条理 なんてむずかしいことでも ないだろう ただ、口笛を吹けば 存在が明らかになる 雨がざあざあ 心にざあざあ 深い水たまりに 両手を バシャンと突っ込めば 壊せるかな、 わたしが
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あたしはときどき どうしてもくやしいときがある どうあったって 石のように くやしいときがある
そんなとき じっとしている 涙が出てくる こんなんではだめだ、と思う 仕返しをしてやろう、と思う
だけど たぶん したことはない。 今に見ろ、 見返してやる、と思う
しかしながら 見返す力も 器量も 財力もないので
仕事などやめてやる、と思う やめてもどうなるわけではない なにかに表現できるかと思う 人生はなぜ 楽しくらくらくそうに生きる人と うっくつする人がいる、 これは差別ではないかと ひとり、考える
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