なか杉こうの日記
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2005年10月11日(火) 【詩】かぜぐすり



どうもひとまたぎで
世界のあちら側に行ってしまいそうで
あるいは
夜と
昼との
境目にいるようだ
そんなふうに
目が
飛び出ているのを感ずる
頭をカキッと傾けたら
なんでもできそうで
近くの本を手に取ってみる
活字が大きく
くっきりと迫ってきて
こんなの読む前に知ってるさ
と思う
たしか
朝みつぶ
昼みつぶ
能書きどおりに飲んだのだが
間違えたのだろうか
風邪ぐすり


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