なか杉こうの日記
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2005年11月06日(日) Life as a public employee

職場では異動でまた人が減ったのでますます忙しくなった。企業のようにそんな九時十時まで残るということはないけど、時間内ではフルに働いている。頭をフルに回転している。

むかしの公務員のイメージ、たとえば黒澤明の映画「生きる」に出てきたような、はんこを毎日ぺたぺた押してぱたぱた扇子で扇いで・・・という役人のイメージと今は大違いである。

今日読んでいた本の中に、昔のアメリカ大統領カーター氏がその演説のなかで、人からMr. President, you are not leading the Nation -- you're just managing the Government. (あなたは人々をリードするのでなく単に管理しているだけだ)と言われたと述べたという。

考えるに、自分はleadはおろか、manageも、へいこら言いながらやっとのことでやっている具合である。しかし約五年近くこのポジションに居て、ようやく調整というのがどういうものかが体でつかめてきたような気がする。

いちばん大事なときに、ぐうっと突っ込んで物事を行わないと、あとあといつまでもめんどうなことが続くのである。そのタイミングというのがようやっとわかりかけてきたような気がする。

そこから人をleadするなんて度量も力量も自分にはない。ます゜第一に未だに「人が恐い」というのがあるのだ・・・。今の中学生じゃあるまいし。

職場のようにフル稼働をうちでもやったら、ずいぶんと仕事が片付くと思うが、うちではのらくらのらくら、なかなか日常のことが片付かないでいる。


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