なか杉こうの日記
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2005年11月09日(水) 本を買った。「外国人部下と仕事をするためのビジネス英語」

仕事の帰りに本屋で「外国人部下と仕事をするためのビジネス英語」という新刊本を見かけた。立ち読みしたら面白くてまるで自分の困ったシチュエーションが描かれているようで、冷や汗が出てきた。で、買ってしまった。

わたしはべつに外国人の部下がいるわけでもないし、その可能性はまずない、しかし今日、若い職員というのはまさに昔の「部下」とは異なる。高齢化が進み大量の退職者が出る。高齢の職員の活用、女子職員の活用を考える必要が出てくる。

今までのように、四十代、三十代のちゃきちゃきの中堅層男性をいちばんの働き手と考えるやり方は通用しないのである。人が足りないということは、高齢の者、女性、障害を持つ者(精神障害も含まれるかもしれない)をうまく活用していかなくてはならないということだ。つまり、diversity(多様性)があるという前提で仕事をせざるを得ない状況にますますなっていく。

それは文化の異なる「外国人」と共に仕事をするのにとてもよく似ている。外国人と言っても、中国人、韓国人、南米の人、アメリカ人・・・・では考え方も異なる。考えてみるに、それは現代の若者とつきあうのとよく似ている。まるで宇宙人にも見える若い人たちをいかにうまく活用するか。

この本はなにかヒントを得させてくれるような気がする。


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