なか杉こうの日記
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2005年12月12日(月) どちらの生き方がいいか。

年末の勤務評定書の自己申告というのを書いている。つくづくむなしいなーと思うのは私の書き方が悪いからなのだろうか・・・。やるべきことは決まっていて、それをどうだこうだ枠の中で書いている。

すごく非人間的な枠組みの中で書いている。わたしは自分の職場が人間性をとても枠にはめるようなもので、その枠をなんとか笑いながら人とうまくやって楽しく過ごせる人がこの組織になんとか順応するのだろうと思う。

自己実現なんてウチの組織ではとても、望めない。もちろん福利厚生はきちっとしているし、一応男女の変な差別はないし、一生勤められるところだと言えば申し分ないのかもしれない。でも息苦しいところだ。そんな暮らしが当たり前になっているところが大変なところだ。

いや、やはりわたしの書き方が悪いのだろうか。でもどう動いたって頭打ちだ。ひとりで企業を起こしたり、ひとりでなにかを始めた人々はすごいよなあと思う。こんな勤めでも一昔前の公務員のように、日々ただまじめにやっていればよい、何十年も「勤め上げれば」良い。というのとは今は違う。

公務員はあたまががちがちだ。企業もそうだろうか。

人間、へとへとになるまで働くか、すきでもないことをやって。しかし独り立ちというのは大変だ。うちの両親がそうだったからね。社会の大波のなかで自営業というのはいかに大変か、見て知っている。大船に乗ったようなものだ、公務員は。しかし。しかしそれは反面ヒトを奴隷化するものである。

路上に放り出されるリスクを抱えながら自由にやるか、あるいは首に綱をつけられて人間性をかなり奪われて確実なお金を貰うのがいいのか。


なか杉こう |MAIL

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