なか杉こうの日記
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2005年12月13日(火) |
・・・不気味な国ニホン |
まったく心を震撼させるような事件が起こっている。塾での女の子殺傷事件。相性が悪いとか、あいつがいなければという気持ちはあり得ることだ。しかしそれを実行に移すとは何事か。
心が幼い。成熟度ゼロ。それは学力とは関係がない。傷つきやすい。タフさがない。いかり狂うとどうしようもない。
今は若者、子どものレベルで起きているが、その年代が会社員になると、オフィスでこんなことが起こるのではないだろうか。
この年代を育てた親に大いに問題があるのは、確かだ。いちばん身近だった親との関係を心理的・社会的に調べる必要があるのではないか。二年ぐらい前の級友を刺した女児の事件もそうだ。
人に対する憎しみ。嫉妬。敵意。それを実行に移してしまう。心理的に異常な人格の持ち主ならまだしも、けっこうフツーっぽい家庭に育ってこんな事件を起こす者が増えているというのは、何が欠落していたのか。
人を殺すから悪いのはもちろんだが、犯罪者の心理、生育状況を徹底して調べる必要があると思う。こんなのが出てくるというのは、その裾野はもっと広いということだ。もちろん良識ある人々も多いと思うが、こんなふうで日本はどうなるのだろう。自分勝手で、資源を使い放題に使って。
わたしは今の三十代ぐらいのセレブみたいな暮らしを是とする女性にもなぜかその片鱗を感じてしまう・・・。彼女らが読んでいるという雑誌を手にしてそう思った。極端なジコチュウ。
なんか日本がどんどん気味の悪い国になっていくような気がする。宗教心ゼロ。良識ゼロ。良心ゼロ。世界のどの国より不気味な国になっていくような気がする・・・。
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