なか杉こうの日記
DiaryINDEX|past|will
自分自身にならぬと どうも困る 自分自身にならぬと 神経が拡散し とげとげして 自分の芯というものが まったくない具合 ねじれた針金をこんがらからせ あらぬ方向に はねて わたしがいる というより わたしがいない。 ぴんぴんと曇りの空を指す針金 中身はない 血も肉もない 針金ばかり 自分自身にならぬ時は こうなる こんぐらがった鉄線の束 こうして机の前に座ると どうにかお腹かがあったかく 血が通い 肉がついているのを感ずる とげとげ とげとげ 人にはこう映るのだろう
|