なか杉こうの日記
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好きなことができなくてなんであろう、じんせいは短いのだ、なんて わかったような言葉がよぎる 世界ははな。はなびらが万華鏡のように 散らばっている 人生のはな はるはさくらのいろ はらはらと、散る 好きなことができなくてなんであろう、と 妙な化粧をした女の子が テレビの前で言う 批評家はあなたたち、だまされる前にトーキョーから去りなさいと 懸命なあどばいすする、しかしわたしは きみたち、瞬時のたのしみのために お小遣いをため トーキョーまできたのだね たった二時間のライブのために 数時間のショッピングのために それはいいことだ たいせつなことだ 生きがいのあることだ ならば。 人生ははな はらはらと空中に色とりどりの はなびらが舞う すきなことができなくて、どうする しょせん一瞬のよろこび すぐに消えうせる はらはら、はらはら まるでちいさなビーズのようだ
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