なか杉こうの日記
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さきほどテレビで睡眠障害のことをやっていた。眠りにつく前一時間ぐらい、自分なりにリラックスして入眠するようにと言っていた。好きな音楽を聴くとか、肩の凝らない本を読むとか。
わたしはあまり好きな音楽というのがないし、本を読むというとついのめりこんでしまう本かあるいは無理して考えないと読めない本になる。
風呂に入ってハーブティーでも作ってリラックス・・・なんて雰囲気ではない。部屋が散らかっているので。そもそもありがたいことにどうしても寝られないというのがめったにない。かといってぐうぐう寝ることができるわけではないが。
きのうはチャングムのシナリオ第一巻と「王様が語る!もうひとつのチャングム」の本が届いた。王さま、すなわちイム・ホさんの書いたチャングムの俳優さんたちの本である。ついついのめりこんでしまった。
NHKで予告編などでちらりとチャングムのドラマが出てくると、なつかしい故郷の人々に出会ったようである。なにしろ54編すっかり見てしまったのだからね。この中宗の朝鮮王朝をほろぼしたのは秀吉ということがどこかに書いてあったが・・・。わたしの、そして日本人の無知には驚くね。
そうだ、漫画「日出る処の天子」にも、朝鮮から来た陶工が出てきた。われわれの師匠として描かれていた。あのような敬意が時代を下るに従って消えてしまったのはなぜなのだろうか。考えてみれば世界史で自分が詳しく習ったのはたとえば英国王朝、アメリカの歴史、フランス王朝の歴史・・・ときわめて限られている。
中国の歴史もわけわからないけど結構出てきた。しかしながら朝鮮・韓国の歴史とか、南米の歴史とか、ましてやアフリカとか、ほとんど出てこなかったような・・。チャングムのドラマは自分の閉じられていた片方の眼を見開かせてくれたような気がする。
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