五月病かわからんけれども気力がなえて仕方がない五月も半ばを過ぎ人生も半ばを過ぎことり、と音がして葉っぱが飛んでゆく五月病がからだに巣くってかさかさかさかさどこかしこも音を立てている人から心配などこんりんざいしてほしくないというのはある。空はしろくて相も変わらず車は走って行く息をしているのだろうか生きているのは感じられる過ぎた友だち過ぎた人々ことり、と音がするのはいったい何ものか。