慈雨の日記

2006年01月25日(水) 風邪が治らない




↑幻想的に見えますが、洗濯したシーツと太陽。
洗濯したシーツは、さわやかで軽やかなイメージがあって好きなんだけれど、
いまだに、そういう感じで写真に収めたことはない。
何が、ダメなんだ?

2週間も前からひいている風邪が治らない。
最近は鼻水まで併発して、頭はぼ〜っとするし、頭痛もするしで、
困ってしまう。
野菜を沢山取るようにしているのに、
治癒能力が落ちている様子。
若い頃は、2週間くらい咳が止まらなくてもオタオタしなかったのに、
さすがに年なのかもと、がっくり落ち込みます。
子供が元気なのだけが、せめてもの救いかな。

村上春樹さんの「遠い太鼓」を読んでいる。
氏が、ギリシャ、ローマ辺りを3年旅行(滞在?放浪?)していた時の
記録日記みたいなもの。
春樹さんの小説は、根本的には好き。
乾いた、カラリとした、どこか客観的な、諦観的な文章が好き。
今回「遠い太鼓」を読みながら、それを、再認識している感じ。
個人的には、1973年のピンボールと、風の歌を聴け、および初期の短編以外には、これといって、私の心をひきつけない。
それ以降の作品を読んでいると、どうも、地面に足をつけている感じがしない。小説に、現実感が少なすぎる。
だが、エッセーはべつかもしれない。
「遠い太鼓」も好きだけれど、以前読んだ「使い道のない風景」も好きだった。


 < 過去  INDEX  未来 >


慈雨

My追加