慈雨の日記

2006年02月17日(金) そんなにマックが食べたいのか?




今日は、息子の幼稚園でお誕生日会だったのだが、
息子の体調が不安で、今日までお休みさせることに昨夜決めた。

私のせいで、お楽しみ会もお誕生日会も不参加だなんて、
あんまりにも可哀想だ、と思い、
「じゃあ、明日はきっと調子がいいから、ツタヤでDVD借りて、
マックでお昼買って帰ってこようね!」と約束する。
むすこ、お誕生日会も行きたそうだったが、その言葉で、
「わかった、明日までお休みする」と納得したらしい。
娘は、いいな〜、ずる〜い!とかなりご立腹だったが
仕方がないでしょうと、そういうことになる。

ところが、今朝、娘と息子を起こすと、
娘が半泣き状態で「汗かいた・・・熱がある・・・」と言う。
ギョッと顔を見ると、赤い。
ああ、どうしよう・・・。
熱は37.5度。
まさか、食中毒の二次感染じゃあないでしょうね?
ああ、そんなっ、と慌てる。

病院に予約を入れ、娘をとりあえず、二階に戻して寝かせてから
ソファーにいる息子に「今日はマックはダメだね」と言うと、
肩を震わせて、嗚咽を始める。
彼は、大声で泣かないのだが、その我慢してるけど、泣けちゃうのという、親心をさらにギュッと掴むと言う高等な泣き方をするのだ。
「え?幼稚園行きたいの?」
と言うと、
「ウッ・・ウッ・・・マッ・・・ク・・・ウウウッ・・・」
としゃくりあげつつ、どうも「マック」と言いたいらしい。

マックに行けないのが、そんなにも彼には辛いことだったのかと、
ちょっと呆れた。


が、娘は、見る見るうちに元気になっちゃって、
結局病院で「軽い風邪です」と診断を下され、もう、平熱に。

結局3人でツタヤに行って、マックでお昼を買って、
帰ってきて、マック食べて、ケロロ軍曹のDVDを見て皆でゲラゲラ笑った。

そして、ふと、こう思う。
娘のあの朝だけの熱、まさか、マックが食べたかったからじゃあないでしょうね?
と。
もしそうだったら、その根性、尊敬します。


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慈雨

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