慈雨の日記

2008年01月22日(火) 生まれてきてくれてありがとう、などと。




息子が、学校で、自分が赤ちゃんの頃のことを調べるという宿題が出た。
赤ちゃんの頃と、3,4歳の頃のことを教えてもらって書くというもの。
で、昔のアルバムなどを引っ張り出す。
お〜!見事なほっぺた。はいはいしている時の後姿。
一瞬、こんなだったっけ?と思うのだけれど、
割合「ああ、こんなだったぁ〜」と胸がキュンとしつつ思い出せる。

で、息子に、どんなことあったかあんまり覚えてなくて、母子手帳を引っ張り出す。
母子手帳って、何歳の頃の記録とかあって、どんな遊びが好きだったかとかかく欄がある、
(あれは、きっと全国共通なのでは?と思うのですが)
好きな遊びに「扉をあける」とか書いてある(もちろん、かつての私が書いた)。
それは遊びなのか非常に疑問だが、きっと息子のマイブームで、困るほど扉を開けてくれていたのだろう。


あと、アリとか好きだったなぁ。お砂場でありをじ〜っと見てたり、
虫かごにアリを入れておいたら逃げてしまい、大泣きで収集がつかなくなって、
育児サークルのママたちで新たなアリを必死で探してくれてた。

そうだ、彼は、公園でカラカラになった犬のう○ちを食べたという伝説があったんだ。

それからすごく寒い風の強い日に公園に行って、みんな寒い寒いしか考えてなさそうなのに、
彼は、高い木の枝が揺れているのを見上げて「木が歌ってる!」とか言ってた。
それに、青空を手で支える格好をして「空とっても持てないよ」とか。
あー、昔から、ちょっと詩人だったな、彼は。

いつも、ニコニコしていて、周り中を幸せにしてくれて、それでいて
ソラマメみたいな顔で顔中で泣いてて、可愛かったなぁ。

一番たまらないのは、転んで泣きながら私のところに走って来た時だなぁ。
全身で私のことを求めてくれていたの、あれは本当に幸せな記憶です。


いろいろここがこうとか、本当だらしないとか(それは本当なのでね)、
忘れ物が絶えないとか、もっとシャンとしてとか、あるけど、
こんな私の支配下にありながら、
彼は、ほのぼのとして可愛い人に育ってくれてます。

生まれてきてくれてありがとう、などと、たまに思うのですよ。
これからもよろしくね。



+++私信+++

Oさん!おかあさん、回復なさってるようで、よかったです、どうぞお大事に。
それから、私の夢をみてくださってありがとうございました♪
次回出演させていただくことがあれば、
中山美穂ちゃんあたりの顔をつけてあげてください。(←私きっとおおいに喜びます。)


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慈雨

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