2008年04月07日(月) |
ありふれた物に基づく、私からは遠い世界。 |
この前、古本屋で「鹿男あをによし」を購入し読んでみた。 とても面白かった。 藤原君(ドラマでは綾瀬はるかちゃんが演じた)が男の人でびっくりした。 (相棒になる人が、原作では男性だけれどドラマだと女の人に代わるというのを最近よく見る。 それはそれでよく出来ているけれど、男同士的よさってのも好きなんだけど。 やっぱり華に欠けるのかな。)
ドラマでもちょっと気になった「重さん」がまたかっこよくて。 地味でひょうひょうとしてるんだけどかっこいいんだよねぇ。 ありえない話なんだけれど、歴史とか神話が散りばめられていて興味深く しっかりした骨格を作っていました。
ドラマ「SP」のスペシャルを見る。 なんじゃありゃ〜?!ほぼ今までのダイジェスト版じゃないすか。 あの続きがすっごい楽しみだったのにがっかりだったよ。 映画見てねってことなのか・・・。
先日、ふと図書館で、庄野潤三の「庭のつるばら」という本を借りてみた。 庄野潤三さんの「プールサイド小景」が好きで でも他の本はエッセーが多いようで読まなかったのだけれど ふとエッセーでもいいか、と手に取ってみた。
それが素朴だけれど暖かくて心が綺麗に澄み渡る気持ちになる本だった。 (まだ途中だし、読み終わるかわからないけど) 70歳代のご夫婦(ご本人だと思う)の日々の話なんだけれど 本当に小さいことで喜ばれたり、微笑みあったり、感謝しあったり。 こんな世界がこの世に存在するんだ、それも誰もが手にとれるくらいに近い ありふれたものに基づいた世界が。 それなのに、私からはなんて遠いんだろう。 こんな世界に住んだらどんなに気持ちがやさしくなれるだろう。 と、そんなことを思ってみた。
前に住んでいた小田急線沿いの地名がよく出てくるので (私の住んでいた場所より若干ずれているのだが) なんとなくうれしくなってみたり。
ということで。 今日は、子供たちのクラス変えと先生が決まった日。 娘は仲良しさんと離れちゃったけれど、先生はいい先生そう!!よかった! 息子には新しく赴任してきた先生。なんと男の先生だった。 ええ!?男の先生?!と驚いちゃった。 家庭訪問の時とか、ちょっとドキドキだなぁ。 はてさて。 息子と相性のいい先生だとよいのですが、新しく来た先生なので未知数。 (できればわたしにも合うと助かる)
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